名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

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認知症高齢者300万人を超える

2012-10-04 23:00:06 | Weblog
2012.10.4(木)
 今朝の中日新聞の社説は認知症高齢者の話題を取り上げている。その数が実に300万人を超えたと報じている。
 2010年の段階では、認知症の患者数は226万人といわれていた。その10年後の2020年には、300万人近くに達するであろうというのが厚生労働省の見解であったはずである。
 それから僅か2年の間にすでに300万人を超えたばかりか、13年先の2025年にはなんと470万人に達するとしている。
 百歳以上の老人は今年になって5万人を突破した。団塊の世代が65歳以上の年代に入ってきて高齢者比率はこれからさらに上昇の一途をたどることは明らかである。それにしても高齢者の認知症患者の増え方は尋常でない。
 認知症の介護は大変である。徘徊するし、ところかまわず失禁する。暴れる。暴言を吐く。火の不始末も気が許せない。精神科へ入院するケースも少なくないという。
 厚生労働省は今年6月、ケアの考え方を入院から在宅へ転換した。認知症の悪化を防ぐには「早期発見・早期治療」がキーワードであり、厚労省は認知症の診断ができる医療センターも整備し、来年度から5ヵ年で2万人を入院から在宅に移すとしている。
 わが街、緑区地域包括ケア推進会議では、認知症対策に重点的に取り組み、地域のケア力として認知症サポーターの養成に努めている。毎年認知症にかかる講演会を開催して地域の啓発にも努めている。

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