名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

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もみじマーク見直し案公表

2010-06-17 20:56:06 | Weblog
2010.6.17(木)
 道路交通法第71条の5第2項では、75歳以上のものが高齢運転者標識をつけないで普通自動車を運転することを禁じており、違反すると高齢運転者標識表示義務違反となって2万円以下の罰金、又は科料に処せられる可能性がある。ただし、酒酔い・酒気帯び運転等でない場合は、この違反は交通反則金の対象となり、4000円の反則金の納付が通告される。違反点数は1点である。
 また同第3項では、70歳以上の者はこの標識をつけて運転するように努めなければならないと規定している。この場合は努力義務で、罰則はない。
 さて、この高齢運転者標識のことを一般にもみじマーク、シルバーマーク、高齢者マークなどと呼んでいる。水滴もしくは葉っぱのような形をしており、左が橙色、右が黄色に塗り分けられている。このもみじマークは、枯葉のようだと評判が悪く、「枯葉マーク」と揶揄されていることは周知のことである。
 警察庁自身がこのことを認めて、デザインの変更を検討しており今日17日、新たな四つのデザイン案が公表された。明日18日から7月17日まで、現行デザインを含む五つの案について一般から意見を募集するそうである。秋ごろまでに決定するという。
 デザインなどどうでもよいが、そもそもこんな標識を高齢者につけさせるということが理解できない。本当に免許証を所持しているのか疑わしいような若い運転手はいくらでもいる。こんなことで差別をするなら、現在のいいかげんな免許更新制をもっと厳格にすべきである。歳をとっているからいけないのではなく、いかに交通法規を守ろうとしているか、運転技術は大丈夫かを確認した上で、更新した免許を与えるかあるいは問題がある者にはそれこそ何らかの標識を貼らせることの方が確実に事故を減らせる。
 こんな枯葉マーク制度など速やかに見直して、もっと実質的に効果のある厳しい免許更新制を検討すべきである。

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