名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

首相の偽装献金の原資は母親か。

2009-11-25 20:28:25 | Weblog
2009.11.25
 鳩山首相の資金管理団体『友愛政経懇話会』をめぐる政治資金収支報告書の偽装記載問題は日を追って大きくなってきた。
 首相の母親が2003~2008年の6年間に銀行口座から計約36億円を引き出し、その一部が首相の政治資金に充てられていた可能性があるという。
 鳩山首相は衆参予算委員会で、偽装献金の原資が親族から提供されていないかを問われて『私の知る範囲でそのようなものはない』と答弁している。しかし、億単位の金が不足金として補填されているのに、首相は本当に知らなかったのであろうか。地検特捜部はこのあたりを慎重に調べていると伝えられるので、いずれ事実は明らかになるであろうが、進展によっては首相にとって致命的にならないとも限らない。
 母親からの首相への資金提供は、貸付金であれば問題はないが、贈与なら首相に贈与税の支払い義務が生ずるし、懇話会への寄付なら政治資金規正法の量的制限違反となる恐れがある。
 鳩山首相はこうしたことを知らないはずはない。また知らないではすまない。総理ともなる人が、こうしたことをきっちりしておかなければ取り返しのつかない事態になることを肝に銘ずるべきである。
 首相は捜査中なので、コメントできないとしているが、何かもやもやしたものを感じざるを得ない。

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