今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

北の零年 2

2005-01-21 01:57:30 | 危険球退場
皆さん、これ日本映画ちゃいますよ!「東映」映画ですから。注意!

興行成績2位(今日現在)のヒット!という割には金券屋で前売りが800円だったから見に行ったんだけど、期待通り後悔した(日本語ヘンかなぁ?)。

今みたいに機械も何もない時代、人力だけで北の大地を開墾した人々には敬意を払えるし、そこには壮絶なドラマもあったんだろうとは思う。ある意味、ハリウッドでもある開拓もの、先祖万歳的な映画なのにどうして日本で作るとこうどんより薄暗くなっちまうかなぁ。しかもそれを還暦直前のオバハンのプロモーションビデオの背景にするのは祖先にも失礼やろ!

冒頭から近親相姦みたいなキツいキスシーンで客席をひかせたと思ったら、北海道の吹雪よりよっぽど寒いセリフを連発し、キレイ事だらけのデキの悪いミュージカルみたいな展開で3時間…。見てる間に新幹線で東京行けるわ!

どっと疲れて劇場出たあと、パンフレットみたら「脚本 那須真知子」。でた!2004年ワーストを飾ったデビルマンと同じ。東映さん、頼むから日本映画の平均点を下げるのはやめて!アニメだけ作ってて(涙)

不眠症の若者にはもってこいのこの映画、サユリスト代表の彼なんかはどういうんだろう?とても気になる。

俺と同じで吉永小百合を見るとアクオスを思い出す人はクリックして下さい!(映画風呂具ランキング)
コメント (2)
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