今回の衆院選で大阪は、維新の会が圧勝しましたね。
大阪は選挙区が全部で19区あって、うち15の区で維新の会と自民党が出馬。そのすべての選挙区で当選したわけで、正直、大阪府民の一人である僕も驚きました。残りの4つの選挙区は維新・自民は出ておらず、公明党が全勝。したがって自民党は選挙区では「当選者ゼロ」でした。府の選挙管理委員会によると、自民党の候補が府内の選挙区で一人も勝利できなかったのは、1955年の自民党結党以来、合計22回の総選挙で初めてだということです。
こういう結果を見ていると、なんだか大阪だけが「別の国」みたいな気がしてきますね。
大阪のテレビではコロナ禍で毎日のように吉村知事が画面に出てきて、大阪弁で(つまり自分の言葉で)懸命に語りかけていたのが維新の好印象につながったのでしょうか。イケメンだしね。もしあれがガラの悪いおっさん風の松井大阪市長だったら、絶対こんな結果にはならなかったでしょうね(失礼!)。
また、投開票日だった31日、選挙報道の真っ最中に別の速報が。東京で走行中の電車内で男が刃物で乗客を刺し、車内に火をつけたという事件が報じられたのには驚きました。駅に緊急停車した車両の窓から、多くの人たちが逃げる姿を見て、ぞ~っとしました。本当に怖い。
それで思い出したのは、2003年に韓国で起きた地下鉄での凶悪事件。一人の男が地下鉄駅構内で停車した車内でペットボトルの中からガソリンを振り撒いて火災を起こし、その列車だけではなく、駅に入って来た対抗列車の乗客も二酸化炭素中毒などで多くが死傷。最終的に192名もの死者を出した大事件でした。
捕まった犯人は「自殺したかったのでやった」と言ったことを今も覚えています。当然「死にたいのなら一人で勝手に死ね」と、誰もが思ったはずですが、今回の犯人も、これと同じことを言っているようです。こんな事件って、防ぎようがないし、それを思うと電車に乗るのも怖いです。
さて、今日から当分の間、このブログの文末に、自分の思い出の写真を毎回1枚ずつ掲載することにしました。本文とは関係のない写真で、いわゆる飾りみたいなものですが、これまで撮ってきた旅行など多くの思い出の写真を少しでも残しておきたいという気持ちです。あくまでも本文とは関係のない写真なので「なんのこっちゃ?」ですけどね~
で、今日はこの1枚です。
2008年4月。
パリのノートルダム寺院の裏庭で。
ここへ来たのはこの時が4回目でした。
2019年4月、火災で尖塔などが消失したので、
同年8月、モミィを連れてパリへ行った時には、
この好きだった寺院の姿はもう見られませんでした。
なので、これが最後のノートルダム寺院での写真です。
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