僕は将棋のことはよく知りませんが…
14歳の中学3年生で将棋のプロ棋士・藤井聡太クン。
今、日本で最も注目されている人。すごい人気です。
昨日の新聞には、一般紙からスポーツ紙まで、
1面に藤井クンの写真と記事がデカデカと。
何しろ将棋界で前人未到の29連勝の新記録ですからね~
マスコミが騒ぐのも当然でしょうね。しかもまだ中学生。
最近は一戦一戦、対局の場所に大勢マスコミが押しかけ、
バシャバシャとフラッシュを光らせたりしていますけど、
戦っている2人は集中力が保てるのか?と気になります。
でも、藤井クンは慣れてしまってますから大丈夫でしょ。
それより相手の棋士の人が、慣れない異様な空気の中で、
普段通りの力が発揮できないこともあるかも知れません。
加熱報道に巻き込まれて、思考力も微妙に狂ったりして。
それにしても、14歳の少年相手に次々敗れていく棋士たちは、
ちょっと不甲斐ないんじゃないの、という気がしなくもない。
でもまあ、いずれにしても藤井クンはすごい。
こういうのを「彗星のごとく現れる」というのでしょう。
「天才」という言葉が、これほど当てはまる人も珍しい。
風貌も、下手なタレントのような自己主張顔が全くない。
ちょっと憂いをおびながら、生真面目な性格が見える。
なかなか、絵になる顔である。これも人気の秘密かな。
さて、29連勝を達成した藤井クンはチョー有名になり…
CM出演のオファーが将棋連盟に殺到しているそうだ。
対局中の食事やおやつなどに関連した食品業界が主で、
「これが藤井クンが対局中に食べたチョコです」とか、
「これが藤井クンも食べている炒飯です」な~んてね。
また、学習塾やIT業界も興味を示しているというし、
複数の芸能事務所も関心を示している、との話もある。
「大志」と書かれた扇子にもすごい高値が付いている。
自らの将棋人生を語る本を出版する企画もあるそうだし、
地元・愛知県瀬戸市では巨大な垂れ幕で藤井クンを称え、
安倍総理大臣も、会見の中で藤井クンの偉業を称賛した。
対局を生で見られる「将棋チャンネル」の加入が急増。
普段めったに売れない将棋盤が飛ぶように売れている。
子どもの「将来なりたい職業」に「棋士」が急増した。
藤井クンがいつも持っている英国製リュックが大人気。
…などなど。
「藤井聡太フィーバー」は加熱する一方です。
次は4日後、7月2日(日)に、
22歳の佐々木勇気五段と戦い、
30連勝の大台を目指します。
ここで藤井クンが負けてしまったら、
過熱報道はこの先少しはマシになるんでしょうけど、
やはり今後も根強い人気を保ち続けるのでしょうね。
佐々木五段にも、先輩の意地にかけて頑張ってほしいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます