長らくご無沙汰をしておりましたが、「のん日記」をまた始めます。タイトルも、以前の「日はまた昇る」の方がよかったと言ってくださった方がおられたので、元のタイトルに戻します。ある意味、初心に戻るというわけですが、まあ、これがブログの便利なところで、ちょいちょいと編集画面で設定を変えたら、タイトルでもなんでも、すぐに元に戻せます。
ブログを戻すのは容易ですが、ヒトが「初心に戻る」のは、なかなかむずかしい。いろんな人たちがよく「初心に戻って」という表現を用います。言葉としてはとても便利です。かく言う僕も、事あるごとに使っています。聞く方の印象もいい。でも実際に「初心に戻る」のは、そりゃぁもう、至難のワザでありますね～。
僕は先月に60歳の誕生日を迎えましたが、今さら初心に戻って…な～んて恥ずかしくて言えませんよね。でも、せめて気持ちだけでもそれくらいでなければ、という姿勢は、理解できなくもありません。特に、60歳といえば還暦。還暦といえば再び生まれたときの干支に戻るというわけで、一周まわってもとの位置…ということになると、これはもう、初心に戻るラストチャンスなのかも知れません。
そんなことで、やっぱり「初心に戻ったつもり」で、のん日記を再開します。
さて…
１月にカナダへ行き、ナイアガラの滝とトロントの街を見てきました。
また、後日、写真などを載せて、旅の報告をさせていただきます。
しかし、人生楽しいことばかりじゃありません。
10日ほど前のことですが、僕はある新年会の帰りに、財布を失くしました。
かなり酔っていたようで、その時のことはよく覚えていません。
朝起きたら、背広やズボンのポケットにも、バッグの中にも…財布がない。
昨晩…勤務先のある駅から電車に乗って、自宅の最寄駅へ帰ったのは間違いなかったはずです。というのも、翌日、ズボンのポケットには千円から切符代を引いた額の800円がじゃらじゃらと入っていたのです。だから、飲んだ店で失くしたのではなく、少なくとも駅で切符を買った時点では財布は持っていたはず。そのまま、家にはちゃんとたどり着いています。…どの過程で失くしてしまったのか？
翌日、所持金が800円ではどうしようもないので、妻に財布を失くしたことを言って、臨時の小遣いをもらい、出勤途中に駅の事務室を訪ね、財布の遺失物が届いていないかどうかを尋ねました。駅員さんがオンラインのパソコンで調べてくれましたが、該当する遺失物は沿線のどの駅にも届いていない、とのことでした。がっくり。
財布の中にはクレジットカードが入っていたので、すぐにカード会社に連絡し、カードの使用取り消しを依頼しました。
「不正使用された場合には保険が適用されます。その場合、警察へ届けておく必要がありますので」
と言われたので、僕はすぐに勤務先の近くの警察署へ行き、
「財布を失くしたんですけど…」と申し出ました。
以下は警察署での一問一答です。
女性の係官から住所、氏名などを聞かれたあと…
「年齢は？」
「ごじゅう…、じゃない、ろくじゅう…です」
（そうだ。もう60歳になっておるのだ、ワタシは）
「財布は中折れですか？」
「はい、中折れです」
僕の話を聞きながら、女性係官はパソコンにそれを入力していく。
「財布の色は何色ですか？」
「黒です」
「メーカーはわかりますか？」
「コーチです。でも、土佐のコーチではありませんよ」
「聞いたことだけ答えてください」
「はい。すみません」
「中に現金はいくら入っていましたか」
「はぁ…６万円ちょっとですけど」（う～。普段はそんなに持ち歩かないのに。こんなときに限って…）
「何かカード類は入っていましたか？」
「ＪＣＢが１枚。さっき、電話を入れて、処理をしてもらいました」
「キャッシュカードは？」
「入っていません」
「免許証は入れていましたか？」
「いいえ。家に置いたままです。ペーパードライバーだから」
「あと、どんなものが財布に入っていましたか？」
「勤務先の職員証が入っていました」
「職員証ですね。で、他には…？」
「診察券が数枚入っていました」
「どこの病院・医院ですか？」
「え～っと。徳○会病院と、大○前病院と、西○整形外科の３枚です」
「財布はいつごろ紛失したと思いますか？」
「昨日の夜の10時前後だと思います。駅の周辺じゃないかと…」
「どこからの帰りですか？」
「新年会が、この近所の料理屋でありました。その帰りです」
「財布がなくなったと気がついたのはいつです？」
「今朝、目が覚めて気がつきました」
………と、いろいろと質問をされたのである。
そのまましばらく待たされた後、パソコンに入力した内容をプリントした書面を見せられ、促されるまま、サインをした。
ボールペンをそのまま胸のポケットに差し込もうとしたら、
「あ、ペンはこちらのですから、返してください」
と、係官に注意された。とほほ。
あれから10日以上が経つ。
財布は戻ってこない。
職員証も入っていたのだから、僕の素性はそれを見ればすぐにわかるはずだ。
でも、戻ってこない。
あ～ぁ…。情けないことだ。
またまた、酔った上での失敗を重ねてしまった。
60歳にもなって、まだこのありさまである。
♪ いつまでたっても、ダメな私ね～ ♪
むかし流行したそんな歌の文句が、頭の中をグルグル駆け巡る。
とまあそういうことで、大いに反省し、またまた、
「今度こそ、初心に戻らねば」という決意を繰り返す僕なのです。
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でも、財布の件は残念ですね。実は若い頃に自分も経験があるものですからお気持ちがよくわかります。（金額はもっと少ないですが）
酔って記憶が飛んだり物を忘れてしまうこともありました。でも、どういうわけか帰巣本能は生きているから不思議です。
実は今年になってから「初心に戻る」という言葉を私も使いました。別の名前でやっているHP上のことです。今までいろいろ手を広げすぎたので、小説らしきものだけを書くことにしました。
それにつけても、やはり財布が気になりますね。中身も含めて早く戻ってきますように……。
タイトルも、「日はまた昇る」（これ好きですねん）で、還暦になられましたか～、、おめでとうございます
１０人見ても１０人が６０歳には見られませんよ！（ほんまなんですよ～、みなさん）
そして、復帰第一弾？のブログ。。。
あ～～、笑うたらあかん。。。気の毒な話や。。財布を失くすなんて。。。ううう。。。
と、思いつつ婦人警官とのやりとりに、大爆笑してしまいました
私も、昔に財布を落としましたが帰ってきませんでしたよ。中身は何千円だったけれど気に入っていた財布なので、今でも覚えてます。
当時、好きだった仲村トオルのプロマイドを（ふる～っ）買ったばかりで、入れていました（笑）
しかし、どこぞの誰かがその財布を拾って、人が働いたお金で、うまいもんでも食べてるのかーー！と思うと腹立ちますね！
ではでは、またのん日記を楽しみに読ませて頂きますね～★
とっても嬉しいです。
ぜひぜひまたいろいろなお話を読ませてくださいね。
楽しみ～。あ、ご無理はなさらないでください。
まぁ私のように無理をしていない結果、
どんだけほっとくんだ…？みたいなことになる場合もありますが…。
私のブログの話はさておき。
お財布！私２回なくしたことがあります…。
どちらも戻ってこなかったですけど。
ちなみに、酔っ払って携帯を置いて来たことも２度ほどありまーす。
（こちらはお店と先輩の家だったので、ちゃんと戻ってきました）
…もういやだ、こんな酔っ払い。（←自分のことですが）
戻ってくるといいですね、お財布。
とは思うけど、正直言って、きっと難しいんでしょうね・…。
でも、警官さんとのやり取りおもしろかったです。
普通の会話なのになんとなくおもしろいんですよねえ。不思議。
また楽しみにしております。
それにしても、勿体無い--。
インターネットカフェ６０回分ですわ。
（まあ、家でネットすればいいことですけど）
私もひとのこと言えませんが、香港に出張に行った時、空港の換金所でしょう、多分、四万少し忘れたか、落したか、日本へ帰る機内の中で、自分の財布のないことに気がつき、頭の中が真っ白になりました、
家に帰って香港警察に電話しましたが、見つかるはずもなく、四万少し、香港のどぶに捨てたようなものです。
これから先、まだまだ人生長いので、お互い、お金は落さないようにしましょう。
それにしても、ちひろさんは元気だったのですね。
ちひろさんのブログにスポンサーの広告が入っていて、（一月更新がない場合、広告が入るらしいです。）
傍で見てて、結構ハラハラしてるんですけど--。
お待ちいただいていたとは…光栄の至りです。
RSSリーダーというのは聞いたことがありますが、どんな仕掛けなのか知りません。登録すると、こういうのがすぐにわかるってことですか？ うむ。いろいろな機能があるのですね。
財布には余計なものは入れないほうがいいですね。
お金は仕方ありませんが、身分証明書なんかが入っていると、それが今誰かが持っているのかも知れないと考えると、ちょっと薄気味悪いですから。
それにしても、いくら酔って記憶が飛んでいても、僕も、家にだけはちゃんと帰るのですから不思議です。「帰巣本能」とはうまく言われたものです。あはは（笑っている場合ではありませんが…）
まあ、ありふれたタイトルですけど。
一般的には「日」でなく、「陽」の漢字をあてている場合が多いのですが、僕はヘミングウェイの小説のタイトル訳そのままの「日はまた昇る」の方が好きですねぇ。…すみません。また聞かれもしていないことを答えてしまって。
ところで、いくら“悲劇”でも、日がまた昇れば、喜劇に変わります。
財布をなくした当初は自分のバカさ加減にほとほと嫌気が差し、落ち込みましたが、数日たつと友達に笑い話としてそれをしゃべっている僕でした。
さっそくこのブログのネタにも使いましたしね～。
この話を読んで、あはは～と笑っていただいたら、僕も財布を失った甲斐があるというものです。その点、嫌なことでもブログに書けることは、僕にとって大きな救いです。まあ、酔っ払って失敗を繰り返す自分自身は、救いようの無い人間ですけど（泣）。
では、またよろしくお願いいたします。
こんなこと言ったら叱られるけど、ちひろさんが酔って財布を２回なくしたことがあると聞いたら、なんだか、ホッとしたような…。僕だけではないんだ…な～んて、すみません。不謹慎なこと言っちゃって。
でも、ちひろさんも、お酒がいける口なんですね。
知らんかったぁ～（知らんで当たり前ですが…）。
酔って、財布２回、携帯２回…と聞くと、とても親近感を持ってしまいます（笑）。
僕も酔って財布をなくすのはこれが生涯２度目ですが、携帯電話をなくしたことも１回あります。酔った帰りに、道に落としたのですが、親切な人が拾ってくださって、翌日に戻ってきました。
ブログをコンスタントに続けるのは難しいですね。
ちひろさんも無理せずに、気楽にやってください。
のすけ君の近況など、また書いてくださいね。
たしかに、もったいないですね～。
人に言ったら、
「前の日に、思い切り奢ってもらっていたらよかったなぁ」
なんて言われたりします。
僕はもともといい加減な性格なので、モノをきちんと決めた場所に置いたり入れたりすることが苦手で、だから、いつも、「あっ？ あれはどこへやったんやろ…？」と騒いでばかりいます。たいていはどこからか出てくるのですが、常にそんな調子だから、実際にモノを失う回数は、まだ少ない方かも知れません。まあ、モノを失うどころか、それ以前のモンダイとして、僕は自分を見失っていますから、どうしようもありません。グスン。
それにしても…香港の帰りに財布をなくした？
で、香港の警察まで電話したのですか？ すごいなあ。
もし「預かっているから取りに来い」と言われたら、どうしたでしょうね…。
アラフォーをもじってらしいですけど。
旅の報告待ってま～す♪
のんさんのブログも楽しいけど↑の皆さんのコメントで笑わせて貰ってます
わかりにくい書きかたしちゃったんですが、
お財布なくしたときは酔ってなかったんです（笑）。
一度目は、公衆電話の上において来ちゃって。
気がついてすぐ取りに行ったけど、もうなかったんです。
二度目は…なんか、落としちゃったらしいんですよねぇ。
免許もカードも入ってなかったので、まだよかったです。
でも、携帯は2度とも酔って置いてきました…。
アドレス帳に友だちの番号とか入ってるから
ある意味ではお財布より焦りました。
学生の頃～会社勤めてた頃は、結構いける口でしたよ（笑）。
でも、その10年弱の間に2度も携帯置いてきてるんだから
どうしようもないですねー。
他にも…いろいろやってやっちゃってるし。
でも、もともと外での飲み会などでしか飲まないタイプだったので、ここ何年もお酒を飲んでないです。
だから今はもう、全然飲めないんじゃないかなーと思っています。
私の失敗でほっとしていただけたなら、恥ずかしながら書いたかいがあったというものです（笑）。
それとここに書くのもなんですが、
アナザービートルさん、気にかけていただいてありがとうございます。
更新してみましたので、よろしかったらお立ち寄りください！
何度もすみませんでした。
それでは失礼しまーす。