このブログによくコメントを寄せていただいているてつおさんは、
耳鳴りが発症してから約9ヶ月くらい経過しているということです。
耳鳴り治療に関するいろいろなネット情報を、てつおさんに教えてもらっています。
ネラメキサンという耳鳴り治療新薬の開発状況から、耳鳴りで悩んでいる人は全国で200万人以上いる、な~んてことまで、耳鳴りに関するいろんなことがネットでわかるんですね。
最近のてつおさんのコメントを拝見して、ゲェ~っと驚いたことがあります。
実はてつおさんの奥様も、耳鳴りだったそうで、しかもそれが25年も前からだと…
しかも、しかも、それをつい最近奥様が告白をされたということでした。
ご主人に心配をかけてはいけない、ということで耳鳴りのことは黙っておられた。
そして、ご主人が耳鳴りになっても、そんな話で耳鳴りを余計に気にさせてはいけない…
ということで、最近まで黙っておられたのだろうという由。 優しい奥様です。
しかし…
25年間も耳鳴りと付き合ってこられた…という方には初めてお目にかかりました。
…いや、お耳にかかりました。
奥様がてつおさんに言われた言葉は…
発症は20歳くらいの時で、2~3年は気になってしょうがなかった。
5年過ぎた頃か10年過ぎた頃か、よく覚えていないけど、
耳鳴りが、気づいたら当たり前になってた。
これは、耳鳴りというものの本質をよく表している言葉だと思います。
僕はまだ発症後3年ですけれど、まさに「時間が解決する」という好例でしょうね。
僕も耳鳴りが発症した頃は、このまま気が狂うのではないか…
と思ったほど、絶望的な苦悩を味わいました。
なにせ、24時間休みなく、頭の中がキーンという音に支配されるのです。
本も読めない。眠れない。集中できない。イライラする。
この先の人生の楽しみは、すべてこの耳鳴りのせいで捨てなければならないのか。
治るとは言わず 「そのうち慣れます」 などと平然と言い放つ医師を恨みました。
そして、 「そのうち」 というのは、どれくらいの期間なのだ…と考えました。
1年か…? いや、まさかそんな長い間、この耳鳴りに耐えられるわけがない。
…と、そんなことを思っていたのに、なんともう3年が経ってしまいました。
時間というものは不思議です。
発症当時は冗談でなく、わが人生で最大のピンチだと感じました。
市販の薬を飲んだり、「耳鳴りエクササイズ」 といったDVDを取り寄せたり、
「耳鳴りを治す本」というのがあれば即座に買ってむさぼり読んだり、
マインドコントロールや自律神経訓練というのをやったり、
目につくあらゆるものを片っ端から試していきました。
…が、ぜんぶ、効果なく終わりました。 耳鳴りは変わらず鳴り続けます。
それで、年月が経ってくると、あきらめの心境になってくるのですよね。
現在、唯一の治療として、大手前病院でTRT療法を受けています。
それで、不安感を取り除きながら、徐々にあきらめの境地を待っています。
耳鳴りの音は、3年経ってもほとんど変わらず、むしろ大きくなったとも思えます。
しかし、耳鳴りの音質や音量が同じでも、感じ方はその時によって異なるそうです。
気持ちの持ちようで、苦痛の度合いが変わってくるのだと思います。
ストレスや疲労で心身のバランスが崩れた時、耳鳴りはいっそうひどくなります。
そういうことを身体が覚えるのに、一定の年月が必要だということなのでしょうね。
新聞や雑誌で、時々耳鳴りについての記事を見かけます。
そんなときは、切り抜いて保存しておくのですが、
ある週刊誌では、
慢性的な耳鳴りは自律神経が関係しており、
肩こりや腰痛などの症状を伴うことが多く、
これは耳の異常というより、精神的ストレスが
影響を与えているものと考えられます。
となれば、ストレスという名の虫が、
頭の中で暴れているのが耳鳴りといえるかもしれません。
また、ある新聞では、
残念ながら確実な治療法はないが、気にならない程度に症状を軽くする方法はある。
…ということで、マスカー療法、TRT療法、ステロイド注入、ビタミン摂取、
などを紹介しているが、いずれも知っているいることばかりだった。
それぞれ、決め手となるものはなく、結局は…
「耳鳴りは、治すより付き合う」ことが大事なのです」 …という結論である。
また別の新聞にも、
耳鳴りを治そう一生懸命になるほど、耳鳴りに注意が向き、逃れられなくなります。
耳鳴り治療のポイントは、治そうとは思わないこと、なのです。
…と、そんなことが書いてある。
いずれも、耳鳴りについては、
「残念ながら、薬物を含め、根本的な治療法はありません」 が大前提なのだ。
耳鳴り療法に関する文章を読むと、いつも「残念ながら」がついている。 とほほ。
僕が受けているTRT療法というのは、音響療法(器具をつけて雑音を長時間聴く)と、
カウンセリング(耳鳴りに注意を向けないようにする)を組み合わせた治療法だ。
しかしこれも、最近、器具(TCI)をつけるのをサボったりしている。
なんだか、つけるのが億劫になったりするのだ。
「器具に頼らなくなるのは、いい傾向です」ということであるが、
僕の場合は、ただ面倒なだけで、器具がなくても気にならない、ということではない。
だったら、なぜ付けておかない? と言われても、自分でもわけがわからない。
たしかに、雑音を聴いていると、少しは楽なのだけど、付け続ける意欲が湧かないのだ。
まあ、そんなふうなことで、何年か経っていくうちに、てつおさんの奥様のように、
ふと気がついたら耳鳴りが当り前になってきた、という状態になるのでしょうね。
てつおさんの奥様の言葉をもう一度繰り返しますが…
発症は20歳くらいの時で、2~3年は気になってしょうがなかった。
5年過ぎた頃か10年過ぎた頃か、よく覚えていないけど、
耳鳴りが、気づいたら当たり前になってた。
「気がついたら当り前になっていた」というのは…
5年過ぎた頃なのか、あるいは、10年過ぎた頃なのか。
どっち…? よく覚えておられない、とのことですけれど。
あ~、知りたいなぁ。
5年と10年はずいぶん違いますものね。
知りた~い(笑)。
のんさんの「5~10年知りたい~」を見まして僕も興味があったので嫁に「教えて~~~~!」と朝っぱら聞いてみました。
嫁曰く「私は高校時代摂食障害になり暫く入院経験があり今でいう”うつ病”的なものになりその時の反動が20歳位に耳鳴りの症状をもたらしたのでは?」と言ってます。
最近は減りましたが「耳鳴りがうるさ~い」とぼやく僕に嫁が「家の長男もミンミン蝉が鳴いてるよと嫁に言ったそうです、”お母さんも”よ言ったらしいですが」
これは人間なら誰しもが持つ当たり前の物の範疇ですね。
僕らはその範疇と大きく飛び越してアホになりそうな範疇にいますね(笑)
嫁は「その中間軽い耳鳴りだからあなたと比べようがない、”何時から慣れた”5年と10年じゃかなり違うぞ!”と重ねて聞くと、そんな昔の事覚えてね~~~~~」と一蹴される始末、
僕も早くその一言を言ってみたい・・・・
「何時位から当たり前になったの」?繰り返し聞いてもきづいたら」の答えばかり・・・
しつこくと聞くと「寝る時は今でもキンキ~ンミンミン蝉がなっているし貴方が”耳鳴り耳鳴り”言うと私も気になるからあまり話題にしないようにしている」なんとも殺生な言葉かえって来ました、トホホ、25年経っても気になるのか”むむ~”・・・気になる度合いは違うのでしようが、
長男<嫁<僕<のんさん、耳鳴りこの順番で耳鳴りの大きさが人それぞれ違うから、耳鳴りに対しての苦痛度が違うのでしょうね、
僕ものんさん昔は長男クラスの耳鳴りは人間だから持っていたのでしようね、ただ意識しなかっただけで、あ~あアノころに戻りた~い~!
な~んか取りとめない話で答えにもなってないですね~、耳鳴りはそんなものなんでしようね、嫁は25年経ち仕事、家事、反抗期の子供達を相手に怒鳴りまくり日々忙しく生活しているから耳鳴りにかまってる暇が無いのでしようね、
それに比べて僕は・・・・人間らしい生活を求めて休日だし「パチンコ療法」でも行ってきま~~~~す。
パチンコ療法に出かける前のお忙しい時間をとっていただき、恐縮です(笑)
長男クンも耳鳴り…?
ふむ。でも、生まれたときからそんなんだったら、
もともと、それが普通だと思うのでしょうね。
そうしたら、何の苦痛もない…というわけですよね。
奥様のうつ状態から耳鳴りへ、は、まさにストレスが原因でしょうね。
僕も、不整脈の手術が失敗に終わり、再チャレンジするかどうか悩んでいました。
その悩んでいる最中でしたね、耳鳴りが襲ってきたのは。
結局、再チャレンジはしませんでしたけど。
まあ、今は不整脈も薬でなんとかなっているので、しなかったのが正解でしたが。
それと、奥様のおっしゃるように、あまり耳鳴りの話題を出さないほうがいいかも。
僕が奥様に5年か10年か聞いてくださいと言ったのは、間違いでした。
あまりそういう話をすると、奥様の耳鳴りがまた大きくなるかも知れませんので…。
すみませんでしたね。やぶ蛇になっちゃいました。
毎日を、耳鳴りなんか気にしていられない忙しく送ると、
耳鳴りは自然に遠ざかっていくみたいですね。
かまってやらないことですね。
だんだん、今後の対策が見えてきました。うふふ~。
出来た方なんだと思います。
色んな楽しみで耳鳴りをぶっ飛ばし、慣れを待つしかないのかもしれませんが。
でもパチンコで負けたら余計に苦しむはめになりそうですね。(笑)まあ次に20連荘すれば行った甲斐がありますか--。
いやいや、やぶ蛇ではなく耳鳴りの症状の大きさはどうあれいざとという時相談や体験談を聞ける相手が身近にいることは心強いです、
なんせ相手は25年選手ですから・・・
嫁は「私のはそんなにぎゃ~ぎゃ~騒ぐほど大きくないから、大きくもならないし小さくもならないから気にしなくて良いよでした、就職した時、私と出会ったとき、結婚した時、長女が生まれた時、長男が生まれた時と節目節目の時を辿り思い出してみるから何時か話すねとの事」です、
「のんさんや僕とは大きさが違うだろうから単純に比較するのも難しいね!」とも言ってました。
「でも鳴ってても気にならなくなるから心配しなくていいよ。これは間違いなく言えるよ!人それぞれ掛る時間は解らないけど」
「24歳で出会ったから”ふむ~その時が5年位だからのあの時はあんまり気になってなかったような気もするけどな」
てな具合です。
アナザービトルさん昨日は投資が野口英世さん何枚かの攻防戦出ちゃ~うち込みの繰り返しで
ええ耳鳴り治療になりました、若干の勝利でした、
帰ると嫁が「どうせ持って帰るんだったら諭吉さんを持って帰ってこんか~~!」
耳鳴りもそう小遣いもそう、優しい嫁じゃ~なく僕からすれば 「鬼嫁」ですわ~~~!
顔色伺いながらトボトボやってま~~~~す。
ほな5分後仕事で~す。一日頑張りましょ~!
いま(26日午後9時過ぎ)、テレビで映画「ゴースト」をやっていますね。
あの主演男優のパトリック・スウェイジは、顔がアナザービートルさんと似ています。
20年前のことですが、それを鮮明に覚えています。
全然、関係ありませんけど(笑)
てつおさん。
「鳴っていても気にならなくなるから心配しなくていいよ」
という奥様の言葉に、深く感激しています。
「どうせ持って帰るんだったら諭吉さんを持って帰ってこんか~~」
という奥様。まったくそのとおりです。
あなたは、最高のお嫁さんと出会いましたね。
今でも安定剤を飲んでいるらしい。
すごいな。
よく、辛抱してますね。
耳鳴りは辛抱するとかしないとかじゃなく、辛抱せざるを得ないのです。
どんな治療も効果はなく、辛抱できなければ、自殺するしかありません。
その辛抱がすごい…と表現するのは、少し違うような気がします。
ひどい頭鳴りで24時間苦しめられ、安定剤を服用されているチコさんなら、
他人の苦しみもよくおわかりでしょう。
7年後の東京五輪の頃はもう慣れていればいいのですがね~
ちなみに僕の耳鳴りも今年で7年目です。
さらにあと7年たてばどうなっているのか?
それこそ生きているのか…と心配です。
また、耳鳴情報、記事待ってます。