楽天のマー君こと田中将大投手が仙台市内で人身事故を起こしたニュースを見たとき、
瞬間に頭をよぎったのは「まさか飲酒運転じゃないだろうね」という心配だった。
が、事故は練習に向かう途中のお昼の出来事で、飲酒とは無関係だった。
あ~、よかった。
甲子園時代から斉藤投手よりも田中投手のファンだったので、
飲酒運転でなかったのが不幸中の幸いだったと、安堵した。
当り前といえば当り前だけど、飲酒運転は今では「大罪」に値する。
しかし…
あまり大きな声では言えないけれど、
僕らの若い頃、世間では飲酒運転が当り前のような風潮があった。
飲み会へ行くのにも、つい面倒くさいから車に乗って行く…という感じで。
30年以上も前だが、僕もミニバイクで職場へ通勤していた時期があったけれど、
帰りに居酒屋でお酒を飲み、そのままバイクに乗って帰宅したこともあった。
それで事故でも起こしていたら、市役所をクビになっていたかも知れない。
今から思えばぞぉ~っとするようなことを、よくまあ、していたものである。
話は戻るけれど、田中投手の事故は、いろいろ関連記事を読んでみると、
自転車に乗っていた相手方の女性の方も、無茶な走行をしていたのではないか、
…という、これは自分勝手な想像だけど、そんなことをどうしても考えたくなる。
女性の側に一時停止の標識があった、とも報じられているし、
警察でも双方に過失があったとみて原因を調べているそうだ。
車と自転車の双方に過失…と言うと、実質的にはほとんど自転車の過失である。
自転車のほうに大きな過失があっても、車から見れば弱者なので、保護される。
「前方不注意」というような漠然とした過失で、車は常に加害者扱いにされる。
僕は今では、車はもとより、単車にも乗らないけれど、
自転車に乗っていて、いつも腹立たしく思うのは、
同じく自転車に乗っている人のマナーの悪さである。
平気で自転車で右側通行をしている。これは本当に危ない。
それと、細い路地から、スピードを出したまま飛び出してくる。
また、狭い道の真ん中をふらふらと走る(どっちかに寄ってくれぇ)。
未だにペダルをこぎながら携帯メールを打っている若者も絶えない。
信号無視も多い。
毎日、モミィを幼稚園に送り迎えしている道で一ヶ所、信号があるのだけれど、
青になって渡ろうとするといきなり自転車が猛スピードで目の前を走り抜ける。
これは高校生風の男女が圧倒的に多い。思わず「こらぁ~!」と叫びたくなる。
田中投手の人身事故のケースも、自転車さえ交通ルールを守っていたら、
起きなかったのでは…と思ったりする(見ていたわけではありませんが)。
ただ、田中投手の車は外車なので左ハンドルだったそうで、
これはこれで「死角」が生じやすい、とも何かに書かれていた。
(それがどうなのか…? 僕にはわからない話ですけど)
いずれにしても、クルマの運転はこわい。
ごく普通の日常生活の中で、突如「犯罪者」になる可能性がある。
田中投手の場合はむろんそこまではいかないが、反省と謝罪の意を表し、
球団から3ヶ月間の運転禁止処分を受けたことは事実である。
さて、
年の瀬も近づいてきて、なんとなく世間も慌しくなってきましたが、
自動車も自転車も、事故を起こさないよう、マナーを守りましょう~。
…と、むかし単車で飲酒運転をしたことのある僕が言っても、
ナンの説得力もありませんけどね~。
そういえば田中投手も、ついこの間まで交通安全キャンペーンをしていたんだっけ。
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