僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

健康寿命を延ばしましょう

2022年05月23日 | 心と体と健康と

「日本人の平均寿命は女性が87歳で男性が81歳」
と、前回のブログで書いたのですが、その翌々日、テレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」でまたその平均寿命の話が出ました。

その時のテーマは、和田秀樹さんという医師の方が書いた「80歳の壁」という本が、いまベストセラーになっているという話から始まり、和田先生ご自身がスタジオに来て、いろんなお話をされました。

その内容は「80歳の壁」を乗り越えるためにはどんな生活を送ればいいか、ということに関するさまざまな助言で、その時に日本人の平均寿命と、もうひとつ「健康寿命」が紹介されたのです。それによると、
平均寿命は冒頭に述べたように女性が87歳で男性が81歳。
そして健康寿命は、女性が75.38歳、男性が72.68歳とのこと。

では「健康寿命」というのはどんな計算から出てくるものなのかというと、
「日常的に介護などを必要とすることなく、自立した生活を送れている年数のこと」なのだそうです。

そうしたら、日本人男性の健康寿命が72.68歳とはビックリ。僕とほぼ同じ年齢じゃないの。いやぁ、知らなかった~。日本人の平均寿命と健康寿命の間にこんな大きな開きがあったんですよね。いかに介護されている人が多いかということを物語っています。

そこでこの和田先生が、番組の中で、健康寿命を延ばすために60代・70代からやっておくべきことを、いくつか挙げておられました。
たとえば
・歩く
・日光を浴びる
・肉をたくさん食べる
のような感じですが、僕は「肉をたくさん食べる」に注目しました。
和田先生によると、生活習慣病予防のための食事制限など、60代頃までは効果があるだろうけど、年を取ると、下手に制限をして低栄養状態になると命にかかわる。食べたいものは我慢せず好きなだけ食べるのがいい。血糖値や血圧、コレステロール値などは若い頃より高くなりがちだけど、無理して下げなくていい。体型も、少しふっくらしているほうが健康に良い。「80歳の壁」を乗り切るためには、70代のうちに肉を食べて栄養をつけ、免疫や意欲を高めておくことがとても大事なのです。というようなことでした。

他にも、脳(特に前頭葉)に良いことを積極的にやる、という話も出ました。
たとえば
用事や散歩で外を歩くとき、道順を変える。
外食をするとき、行きつけの店ではなく初めての店に入る。
自分の考えとは相容れない内容の本を読んでみる。
というこで、
新しいことにチャレンジするのが脳に良い、
というわけですよね。

こうして、やがて訪れる「80歳の壁」を超えていきましょうというのがこの日のテーマでした。まぁ80歳まで生きていれば、の話ですが。

僕はまだ平均寿命の年齢まで行っていませんが、健康寿命には達しました。これから急な下り坂にならないよう、こういった話には耳を傾け、できることは実行して健康寿命を延ばしていきたいと思っています。

自立した生活のままポコッと死にたい、
という思いは変わりませんので。

最後に、
和田先生は番組の中で、こんなことも言われました。

「皆さん。高齢者ではなく、幸齢者になりましょう!」

 

 

 

 

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