僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

お墓はどうしたらいいのか?

2022年08月13日 | 日常のいろいろなこと

今年もお盆がやって来ましたが
台風8号の影響もあってか、東海・関東から北陸・東北にかけて嵐や大雨で大変なことになっているようです。大阪はきょう午後から雨の予報でしたが、僕たちの地域には雨は降りませんでした。しかし暑いのは相変わらずです。

そんな暑い中でしたが、昨日の朝の早い時間に、妻とお墓参りに行ってきました。
歩いて約30分の所で、藤井寺市の道明寺というところにお墓があります。

昔々のことですが、
母は僕が幼い頃に離婚し、しばらくの間、母の実家の京都市上京区で暮らしていました。それが幼稚園くらいまで続いたあと、母は僕を連れて大阪に出て、やがて母は再婚し、僕は義父と3人で暮らすことになりました。

そして時は流れて
20年前に義父が亡くなり埋葬されたお墓が、今日行ったお墓です。しかし僕は義父が亡くなるまで、そこにお墓があることは、よく知らなかった。母から話は聞いていましたが、義父の父親が亡くなった時に、義父がそこに新しくお墓を建てたとのことでした。数年後、義父の母親も亡くなってそこへ埋葬されました。

そして義父本人が亡くなった時も、当然そのお墓に埋葬されたのですが、そのお墓はわが家から歩いて30分という、たまたま近い場所にあったのでした。

僕は義父の両親やきょうだいの人たちとはあまり親しくなれなかったのですが、母もその人たちとは馬が合わなかったようで、義父が亡くなったあと、「私はあのお墓には入れんといてや」と常に口にしていました。

そんないきさつがあったので、7年前に母が亡くなった時は、そのお墓ではなくて天王寺の一心寺に納骨をし、永代供養をしてもらったのです。

ということで、今のお墓に埋葬されているのは、義父とその両親です。
「先祖代々の墓」というものではありません。
そして、義父とその両親の血筋にあたる親戚とは、義父が亡くなって以来、20年間、一切、何の連絡も取り合っていません。

お墓参りを終えて帰る途中、
「このお墓、いつまで管理していけるんやろな」
と、妻に話したのですが

僕には兄弟もいないし、肉親と言えば2人の息子と養女のモミィだけ。
このお墓を今後もず~っと管理して行くことは難しい。
母の遺骨もここにはないし、僕たちが死んだ時もお墓には入らない。母と同様、一心寺で納骨と永代供養をしてもらうことを息子たちに伝えている。

僕らが亡くなって、息子たちにこの墓の管理を引き継がせるというのも現実的ではないように思う。

先月、墓地の管理者から郵便が来て、お墓の管理料1年分を8月中に振り込んでください、という通知書が入っていました。毎年、同じ通知が届き、妻が振り込んでくれています。そういう負担も、息子たちにはかけさせたくないし。
しかし、お墓を放っておいたままにすると雑草やホコリにまみれた「無縁墓」になってしまう。これはアカンし。

そんな状況ですが、最近、お墓を処分する「墓じまい」という言葉を知ったので、いろいろ調べているところです。それを糸口に、どういう適切な方法があるのか探っていこうと思っています。

「墓じまい」の際に、遺骨を別の場所に移す「改葬」という言葉もその時に知りました。

今の時代は「現在守っているお墓を今後どうしたらいいのか?」と悩んでいる人がとても多いとのことです。

昨日は、そういうことを真剣に考える時期に来ていることを改めて感じたお盆のお墓参りでした。

 

 

 

 

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