僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

世界に広がる新型コロナ 五輪も延期に

2020年03月27日 | ニュース・時事

来る日も来る日も、新型コロナ、コロナ、コロナである。

しかもまだまだこれからだと言われ、この先どこまで広がり、どこまで浸透していくのか、想像するのも怖いほどだ。まさに「天下の一大事」である。

バカ殿様の志村けんも感染し、さらに今日は阪神タイガースの藤波投手が嗅覚障害を訴えてPCR検査の結果、新型コロナの陽性が確認されたと報じられた。
70歳の志村けんはともかく、あの若い藤波投手が、と驚いた。体力・免疫力も人一倍あるはずのスポーツ選手なのに感染するんだ。しかし、まさかこれで阪神の他の選手やほかのプロ野球選手たちにも波及するんじゃないでしょうね。

注目されていた東京オリンピックも延期が決まり、一段落したように見えるけれど、来年の夏までに果たして世界中が完全に終息しているかどうかは何の保証もない。また二転三転、ということもあるかも知れない。

そして今朝の新聞には、東京都と周辺の県の知事らが首都圏の移動の自粛を要請したとの記事が大きく載っていた。特に東京都内は感染者が急増、一昨日は41人、そして昨日は47人が感染と日増しに多くなってきている。

世界各国に目を向けると、もっとひどい。特にヨーロッパ諸国やアメリカでの感染者の急増ぶりはすさまじい。各地の街の様子が何度もテレビで放映されているが、普段は観光客などで大勢の人が集まるところが、どこもガランとしている。

去年の夏に行ったイタリアとフランスの様子も繰り返し放映されていた。ローマのトレビの泉にもスペイン広場にもコロッセオにも、人影がない。パリでも、エッフェル塔、ベルサイユ宮殿、ルーブル美術館の周辺に人の姿はなく、シャンゼリゼ通りを歩く人もほとんどいない。僕らが行った時は、どこもメチャ大勢の人たちで賑わっていたのに、この信じられない光景には茫然とするばかりだ。

また、これらの国と同様に好きで、二度行ったスペインでも、感染者・死者が急増しているという。マドリードの街のプラド美術館、王宮、マヨール広場などが映ると懐かしさがこみあげてくるが、どこも閑散としている。また、もうひとつの都市、バルセロナも、ガウディが設計した有名なサグラダファミリアの周辺にも、まったく人の姿がない映像に衝撃を受けた。

僕の初めての海外旅行先だったニューヨークの街も、感染者の爆発的増加で、レストランやバーなど店内での飲食ができなくなり、ひっそりとしている。同様に3年前に行ったロサンゼルスの街の様子や、ハリウッド、ディズニーランドなども映っていたが、こちらでも人の姿が見えず、閑散としている。まさに異様な光景だ。

世界一人口の多いインド(13億人)も、25日から3週間、全土を完全封鎖し、外出を制限することになったそうだ。

世界中のあちらこちらで、いよいよ大変なことになってきている。

なぜか村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」という小説を思い出してしまう。

 

 
去年行った時のローマのトレビの泉。
観光客でぎっしりでした。(2019年8月1日撮影)


 
これが今のトレビの泉(ネットから)。
よく似た角度からの写真ですが、
誰も人がいません。信じられない。

 

と、ここまで書いていたら、テレビから、都知事による花見の宴会などの自粛要請の中で、安倍昭恵夫人が都内某所で私的な「花見の会」をしていた、というニュースが流れてきました。ホント、紛らわしいことを繰り返すというか、懲りないというか、ヘンなお方ですよね。

ネットにも載っていました。
https://news.livedoor.com/article/detail/18024828/

 

                (27日午前7時33分)

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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