僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

生ビール飲み放題 3時間半

2017年06月23日 | 日常のいろいろなこと

先日のお昼に、妻と妻の姉と3人でホテル阪神のバイキング料理へ行った。ホテルの場所はJR大阪駅から環状線で1駅の福島駅の前。レストラン名はマルシェダイニング 「ネン」というところだ。

義姉が開店時間である11時半に予約を入れておいてくれたので、その15分ほど前にホテルの2階にあるレストランに着き、ベンチに腰掛けて開店を待った。僕たちはここへ来るのは初めてだったが、人気の店らしく、かなりの人たちが周囲で時間待ちをしていた。

平日ということもあり、たいていは女性のグループだったが、中に一人で来ていた女性がいて、義姉に写真を撮ってくださいと頼んだようだ。義姉はそういうのは苦手なので僕に「写真を撮ってあげて」とこちらへ振る。僕は「あ、いいですよ」と腰を上げ、その30代くらいの女性からスマホを受け取り、写真を撮ってあげた。女性はレストランのドアの前で、ニコッと笑い、Vサインでポーズを取ったり、「もう1枚撮りましょうか」と言うと、今度はお店を右手の指で差し、左手で自分の頬を差し、身体を斜めに曲げ、満面の笑顔てポーズを取った。思わずこちらが引いてしまうような派手な動きである。
今どきの若い女性って、物怖じしないんですね~

そうこうしているうちにレストランのドアが開き、店の人が出てきて予約している人の名前を呼び始めた。僕たちは5番目くらいに呼ばれて中に案内された。

席に着くと、男性のスタッフがやってきて、「初めてのご利用ということで、誠にありがとうございます」と、とても丁寧な物腰で挨拶。さすがにホテルのレストランは従業員の所作からして違うなぁ、と感心する。

そしてレストラン内の説明を一通り終えた後、「アルコールドリンクは飲み放題もございますが」と言ったので、もちろん僕はすぐに反応し「あ、じゃぁその飲み放題を1人分お願いします」と頼んだ。するとそのあと、男性は「ではごゆっくり。お時間は3時までありますので」と言った。「えっ?」と僕は耳を疑った。「3時までですか?」と念を押した。普通、バイキングは90分と相場が決まっているものだし、ここのHPでも90分と書かれてある。それが3時までとは。つまり3時間半もある。「はい、3時までです」とその男性。

「へぇ、3時までOKなんですか」と僕はつぶやくように男性に向かって言い、「でも、飲み放題は90分ですよね」と確認したら、なんと「いえ、飲み放題も3時まで大丈夫でございます」という返事が返ってきたのである。

げげげ~っ。3時間半、飲み放題!

僕がびっくりしたような顔をしたからか、スタッフの男性は柔らかな表情で、
「はい。そうです」と返事した後、小さな声で、
「へべれけになってください」とちょっと笑いながら言った。

そう言ってきちっとお辞儀をし、テーブルから離れて行ったのである。
なんとも洒落た男性だった。

義姉とは1、2か月に1度、梅田界隈のバイキングへ行くのだが、これまでいくつものレストランへ行って、僕はその都度、義姉に勧められるまま、生ビールの飲み放題を注文した。むろん、どこの店でも90分である。それが

11時半から3時までとは、びっくりした。

結局、ここには1時半ごろまでいた。つまり2時間いた(さすがに3時間半は無理だ~)。その間、僕は肉や魚や野菜をつまみながら、どれだけ生ビールを飲んだことだろう。セルフサービスで、自分でジョッキーを持って入れに行くんだけど、5杯目ぐらいまでは数えていたものの、もうそのあとは数えていない。だいぶ飲みましたね~

で、「へべれけ」になったのかって?

いいえ、そうはならなかったですね。
ビールだけなら、僕はそれほど酔わないのです。
(他の酒とチャンポンをすると危ないですがえへへ)。

まぁ「へべれけ」にならず、スタッフの男性の “ご要望” に応えられなかったのは残念でしたけど(笑)

 

 

 

 

 

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