僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

「真田丸」も明日が最終回

2016年12月17日 | 映画の話やTVの話など

NHK大河ドラマ「真田丸」も、いよいよ明日で最終回である。
このドラマ、2年も前から楽しみにしていた。
ワクワクしながら見るはずだったけど、
なんだか、家康にやられっぱなしで最終回に入る感じだ。

幸村は「日本一の兵(ひのもといちのつわもの)」
と呼ばれたほどの猛将のはずだったが、

堺雅人の幸村は、そういう「つわもの」のイメージは薄い。
どちらかと言えば、知略で勝負するタイプのように見える。
昔の「新選組」の山南敬助の役は、理性に訴える隊士で、
堺雅人にはピッタリの役柄だったけどねぇ。

そして真田丸を築いて徳川方をやっつけるシーンもわずかで、
あっという間に真田丸は取り壊されてしまう。
これでは「真田丸」というタイトルが泣く。

前回は、わが町藤井寺の「道明寺の合戦」が描かれていたが、
これも、後藤又兵衛が獅子奮迅の戦いをするのかと思ったら、
いとも簡単に戦死する。これって、あっけなさ過ぎませんか。
道明寺の合戦自体も、チョコッとだけしか出てこなかった。

もう少し劇的に描いてもらいたかった…と見ながら思った。

去年4月のブログ 「大坂夏の陣 後藤又兵衛の碑」

ちなみに、藤井寺市観光ボランティアの会のページです。

そして、明日は最終回だから、幸村が天王寺へ引き返して、

家康の首を狙って突進し、家康に「もはやこれまで」と観念させ、
自害まで覚悟させるほど追い詰めるが、それもあと一歩で失敗。
疲れた体を休めているところを、敵方に討ち取られる…
というシーンで終わり、ということなのだろう。

「見ていてストレスがたまる」と言う人も多いそうだ。
視聴率も、前々回はベスト20にも入らなかった。
「逃げるは恥だが役に立つ」の方がず~っと面白い
…と、ドラマ好きの妻も言っている。

まあ、冒頭に書いたように、家康にやられっぱなしでだからね~
幸村にとっていいところが、ほとんどない。
(史実だから仕方ない…と言われたらそれまでですけど)

しかし、
いつも幸村の作戦に反対する大蔵卿局(茶々の乳母)というのが、
あんなに軍議に口を出すか?
…と首をかしげたくなるほど出しゃばる。

これは、見るからに不自然だ。

と、まあ、ああだこうだと言っているうちに、
明日の最終回を迎えることになった。

せめて、少しは胸のすくシーンのあることを期待する。

 

 

 

 

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