S.T.A.L.K.E.R. COPのMOD Anomaly 1.5β30 プレイ日記 その3
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Anomaly 1.5β30の紹介の続きである。
このAnomaly 1.5β30では、とにかく設定がとてつもなく広範囲且つ多数の設定ができる。
ここまでする必要があるのかと疑問に思う程で、とにかくありとあらゆる設定ができる。
これだけ多岐で複雑な設定項目があると、不慣れな人は間違ってとんでもない設定にしてしまうのではないかと、心配になる位なのだ。
プレイモードも、ストーリーモードその他を開始時に選択できる。
binもこれまでのものとは全く異なり、これだけしか入っていない。
AnomalyDX10.exe
AnomalyDX10AVX.exe
AnomalyDX11.exe
AnomalyDX11AVX.exe
AnomalyDX8.exe
AnomalyDX8AVX.exe
AnomalyDX9.exe
AnomalyDX9AVX.exe
alsoft.ini
soft_oal.dll
これっぽっちの中味でまともに動くのかと心配になる位、あっさりした内容である。
これはGSCからCOPエンジンのソースを貰い、改造したということによるのだろう。
Lost Alpha DCと同じやり方である。
又、起動はランチャー経由で行われ、最初の起動時にはファイルのチェックなどでかなりの時間がかかる。
ルートには幾つかのファイルが生成されるが、これが起動条件などの設定ファイルらしい。
尚、2回目以降は瞬時で初期画面に入れる。
binのAnomalyDX9.exeなどを直接叩くと、起動し始めはするが、途中でフリーズ状態となる。
これは起動時の設定が読み込まれないからかも知れない。
尚、セーブデータは、2.0までのものは使えない。
また、前バージョンでのエラーは、おそらくバージョン違いのファイルが、混在していたためと思われる。
開始地点はCordonと、前のバージョンのRostok(Wild Territory)とはまるで違っている。
いつもの地点にはWolfではなく、Fanaticがいる、
このAnomaly1.5β30のセーブデータは、非常にサイズが大きい。
1MBを越えるものもあるのだ。
まずはSidorovichの所に顔を出してみよう。
Sidorovichは相変わらずシドロシドロしているが、品揃えはかなり豊富である。
買っておくものは、まずは電池である。
驚いたことには、マップを見るPDAにまで電池が必要なのである。
あれにも電池、これにも電池・・・
これは「クソリアリズム」というものだろう。
冒険の途中で電池がなくなったら、地図も見ることができないというのは、やり過ぎである。
もう一つの不満は、ライトである。
アノマリーでのライトは手持ちのライトという設定で、アサルトライフルなどの両手持ちの武器とは併用できない。
夜は、ナイフか拳銃などの片手持ちの武器しか使えないというのは、プレイアビリティの面では、大きな不満が残る。
通常のヘッドランプスタイルのライトはないかと、大分ファイルを調べたのだが、どうもないらしい。
どうしても両手持ちの武器と併用したければ、ノクトを使うしかないが、これは視野が狭くなるので、使いづらい。
このAnomalyは使い勝手の点では、非常に良くない。
ところが、設定のコントロール画面に「Flashlight」があり、それにLを割り振ると、ちゃんとライトが着いた。
勿論両手は自由に使える。
となれば、あの片手ライトはなんのためにあるのか?
全く不要ではないか。
S.T.A.L.K.E.R.のMOD Anomaly1.5β30 プレイ日記 その4へ続く