ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

新美南吉生誕100年記念朗読会 3

2013-07-30 |   新美南吉
 朗読会で朗読した作品はこのとおりです。

「でんでん虫のかなしみ」(ロシア語)
「あめ玉」(ロシア語)
「去年の木」(ベラルーシ語)
「ごんぎつね」(ロシア語)
「狐」(ロシア語)

 朗読したのは翻訳も担当したうちの娘です。
 私がしてもよかったんですが、うちの子から「発音がなまってる。」とダメ出しされ、翻訳者ご本人に朗読してもらうことになりました。
 私は画像にあるように、司会進行しながら、パソコン操作をしていました。
 
 朗読会なのですが、ただ読むだけだと特に日本独自の風物を説明するのが難しいので、画像や映像、効果音つきで朗読しました。
 特に「六地蔵」とか「お歯黒」なんてベラルーシの人は全く意味が分かりませんので、画像などを活用しました。

 木魚の音などは半田市教育委員会が制作した「ごんぎつねものしり図鑑」が大変役立ちました!
 このデジタル教材は本当にすばらしいので、ぜひ皆さんもご覧ください。「ごんぎつね」への理解がとても深まりますよ。
 
 このほか、「でんでんむしのかなしみ」の朗読の後に美智子皇后陛下が1998年インドで開催された国際児童図書評議会第26回世界大会で行った講演の中で、「でんでんむしのかなしみ」について述べられている部分のロシア語訳(この講演を翻訳したのは日本文化情報センターではありません。)を、声がきれいな図書館員さんに朗読してもらいました。
 

 

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