2021年9月21日の衝撃ニュース。ベラルーシがじゃがいもを歴史上初めて輸入しました。
ベラルーシはじゃがいも大国です。もちろん国の面積が狭いので生産量は世界一ではありません。ただ国民一人当たりの生産量は世界一で、年間消費量も世界一です。つまり、じゃがいもは主食で、しかも仮に鎖国しても、「じゃがいも以外のものが食べたいよう。」と国民がわがままを言わなければ、餓死することはないでしょう。3年間の備蓄があるとかないとか、ロシア人の主食は黒パンダが、ベラルーシ人の主食はパンじゃなくてじゃがいもだとか、じゃがいも料理のレシピが200種類あるとか、いや500種類だとか、一人で100種類のじゃがいも料理が作れないのはベラルーシ人主婦失格だの、ロシア人やウクライナ人はベラルーシ人のことをじゃがいも人というあだ名をつけるし、日本人が白米のご飯を愛するようにじゃがいもが好きなんだね・・・と思っていた私もびっくりですよ。
何があったの、ベラルーシ???
今までじゃがいも輸出国で、ロシア人がどれほどベラルーシ産のじゃがいもを食べてきたことか・・・
ニュース解説によると、今年は異常気象で、じゃがいもの収穫が激減した。そのため価格が高騰。通年のこの時期(収穫期)の平均価格にくらべて70%高い値段になりました。1キロあたり0.30ドルです。
日本人の私からすると、じゃがいも1キロが日本円にして33円か。安いなあと思うのですが、ベラルーシ人が消費する量が日本人より何倍も多いです。
こちらの日本いも類研究会のサイト参照。
Qじゃがいもをたくさん食べている国はどこですか。
これによると、1位はベラルーシで 172.7kg。日本は 24.6kgで82位。これはじゃがいもの年間1人当たりの消費量(生産量を人口で除したもので供給量ベース)は、世界全体で32.4kgだそうです。
さらにベラルーシ人の平均月収が日本円で6万円ぐらいなので、じゃがいも1キロが33円のままだとすると5700円を1年間でじゃがいも代に使っており、そうすると475円を毎月使っている計算になります。子どもが2人いたら、4人家族で1900円がじゃがいもだけに消えます。
今年はとにかく収穫量が足りないので、緊急で外国から輸入しないといけなくなったようです。
供給国はまずウクライナ。(15,500トン)
他にものロシア、アゼルバイジャン、北マケドニア、エジプト、ドイツから輸入しているそうです。
厳密に言うと、ベラルーシがじゃがいもを輸入したのは今年が全くの初めてではありません。以前にも輸入されていましたが、加工された状態、さらにごくごくわずかでした。今年は生のじゃがいもを緊急に大量輸入することになったので、ニュースになったものです。
異常気象のせいで、暖房(セントラルヒーティング)が9月に入るのもとても珍しいです。その燃料代(エネルギー費用)のことを考えると・・・。エネルギー資源がほとんどない国としては頭の痛いことです。
電力不足で電気はロシアから大量購入するし、国内に原発を建てたのに、恩恵に預かれていません。
欧米からは経済制裁。ロシアは支援してくれていますが、結局これは借金をしているんですよね。
そして20代30代の世代は次々と国外へ出国し、人手不足の状態。
コロナ対策のためにも多くの国家予算を投入してきました。ロックダウンなどはせずに経済優先の政策でここまで来て、これからも突き進むでしょう。
反体制勢力を抑えるための警察や軍にも多額の予算を割かなければいけないし、今は軍増強のためにまたお金が必要です。
そして主食を購入して、国民を飢えさせないようにしなくてはいけません。
ベラルーシはじゃがいも大国です。もちろん国の面積が狭いので生産量は世界一ではありません。ただ国民一人当たりの生産量は世界一で、年間消費量も世界一です。つまり、じゃがいもは主食で、しかも仮に鎖国しても、「じゃがいも以外のものが食べたいよう。」と国民がわがままを言わなければ、餓死することはないでしょう。3年間の備蓄があるとかないとか、ロシア人の主食は黒パンダが、ベラルーシ人の主食はパンじゃなくてじゃがいもだとか、じゃがいも料理のレシピが200種類あるとか、いや500種類だとか、一人で100種類のじゃがいも料理が作れないのはベラルーシ人主婦失格だの、ロシア人やウクライナ人はベラルーシ人のことをじゃがいも人というあだ名をつけるし、日本人が白米のご飯を愛するようにじゃがいもが好きなんだね・・・と思っていた私もびっくりですよ。
何があったの、ベラルーシ???
今までじゃがいも輸出国で、ロシア人がどれほどベラルーシ産のじゃがいもを食べてきたことか・・・
ニュース解説によると、今年は異常気象で、じゃがいもの収穫が激減した。そのため価格が高騰。通年のこの時期(収穫期)の平均価格にくらべて70%高い値段になりました。1キロあたり0.30ドルです。
日本人の私からすると、じゃがいも1キロが日本円にして33円か。安いなあと思うのですが、ベラルーシ人が消費する量が日本人より何倍も多いです。
こちらの日本いも類研究会のサイト参照。
Qじゃがいもをたくさん食べている国はどこですか。
これによると、1位はベラルーシで 172.7kg。日本は 24.6kgで82位。これはじゃがいもの年間1人当たりの消費量(生産量を人口で除したもので供給量ベース)は、世界全体で32.4kgだそうです。
さらにベラルーシ人の平均月収が日本円で6万円ぐらいなので、じゃがいも1キロが33円のままだとすると5700円を1年間でじゃがいも代に使っており、そうすると475円を毎月使っている計算になります。子どもが2人いたら、4人家族で1900円がじゃがいもだけに消えます。
今年はとにかく収穫量が足りないので、緊急で外国から輸入しないといけなくなったようです。
供給国はまずウクライナ。(15,500トン)
他にものロシア、アゼルバイジャン、北マケドニア、エジプト、ドイツから輸入しているそうです。
厳密に言うと、ベラルーシがじゃがいもを輸入したのは今年が全くの初めてではありません。以前にも輸入されていましたが、加工された状態、さらにごくごくわずかでした。今年は生のじゃがいもを緊急に大量輸入することになったので、ニュースになったものです。
異常気象のせいで、暖房(セントラルヒーティング)が9月に入るのもとても珍しいです。その燃料代(エネルギー費用)のことを考えると・・・。エネルギー資源がほとんどない国としては頭の痛いことです。
電力不足で電気はロシアから大量購入するし、国内に原発を建てたのに、恩恵に預かれていません。
欧米からは経済制裁。ロシアは支援してくれていますが、結局これは借金をしているんですよね。
そして20代30代の世代は次々と国外へ出国し、人手不足の状態。
コロナ対策のためにも多くの国家予算を投入してきました。ロックダウンなどはせずに経済優先の政策でここまで来て、これからも突き進むでしょう。
反体制勢力を抑えるための警察や軍にも多額の予算を割かなければいけないし、今は軍増強のためにまたお金が必要です。
そして主食を購入して、国民を飢えさせないようにしなくてはいけません。