2024年8月16日。
今日からベラルーシで登録されているすべての乗用車のリトアニアへの入国が禁止されました。
現在リトアニア領内にある乗用車は、2025年1月18日までにベラルーシから出国しなければいけません。これを守らなかった場合、罰金そして車が没収されます。
所有者や運転者の国籍には関係がなく、乗用車のナンバープレートによります。
1ヶ月前の7月18日からリトアニア当局はベラルーシのナンバープレートをつけた乗用車の入国制限を導入していました。
今日までは、「販売目的ではない乗用車」で「ベラルーシ人が所有しており」「リトアニアでのビザ、一時的または永住許可を持っており」「自らがその乗用車を運転する」いるという条件に合えば、入国できましたが、もう全て入国禁止になりました。
ただしこの禁止は外交官ナンバープレートを装着した車には適用されないので、万が一ベラルーシに戦火が広がることになったら、大使館職員はすぐに陸路で退避するのではないでしょうか。私は夫の車でリトアニアへ移動することはできません。ベラルーシに住んでいる日本人は少ないので、政府のチャーター機も飛ばないそうです。
CNNの報道によると、ロシア軍は少なくとも1000人で構成される旅団相当の部隊が複数、ロシア南西部のクルスク州に振り向けられたそうです。
ロシア軍がどこにどれだけの兵力を割り当てるのかといった問題に直面しているようです。
ロシアはクルスク州防衛に当たり、国内の他地域から動員した未熟な徴集兵を第一の戦力としているようです。
ウクライナによる越境攻撃が長期化して首都モスクワで支援物資が集められています。しかし国の支援は官僚主義的で遅いのでボランティアが精力的に始めたようですが、本来ならこれは国が組織しないといけないことですよね。
支援物資集めや募金は、ロシアの野党グループが呼び掛けたもので、モスクワやサンクトペテルブルグなど各都市で行われています。
越境攻撃を受けている地域や住民らの避難先で、政府による支援物資が足りていないなか、市民らは国に頼らず助け合う方法を模索しています。
この調子だとロシア大統領への批判が高まるでしょう。