ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2022年8月13日。ウクライナ侵攻から171日目

2022-08-13 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年8月13日。

 昨日の投稿記事でも書きましたが、ベラルーシ国内にあるリトアニア学校が閉校になった件について、リトアニア政府が抗議しました。
 リトアニア政府はベラルーシ大使館に抗議文を送り、リトアニア外務省のサイトには「(閉校に至るまでのプロセスも含め、今回の決定は)ベラルーシにおけるリトアニアの教育を排除しようとするベラルーシ当局の標的を絞った取り組みが継続していることを示している。リトアニアとベラルーシの間の二国間協定、および少数民族の代表者が母国語で学ぶ権利を確立している国際協定に違反している。」と掲載されました。

 閉校に至る前にベラルーシ側がリトアニア学校をベラルーシ語とロシア語で授業を行う「ふつうの」学校に移管することを決定していました。
 さらにその前に 、ベラルーシの少数民族の言語を使う私見の実施が中止されていました。
 結局、火事などが起きたときの避難ができない、防災もできないという不備があるという理由で閉校が決定しました。
 このような経緯があったのですね。


 11日深夜にジャブロフカ飛行場で起きた火災。その火災が起きた滑走路の衛星写真が公開されました。
 滑走路の途中に十字の形の焼け焦げが残り、近くの緑地帯にも草が燃えた跡が残っています。
 こんなところで、真夜中に飛行機の装備品交換をしていたら、発火して火災が発生し、爆発音が響き渡ったのでしょうか。
 この火災の続報などはベラルーシの国営メディアでは報道されていません。


 ウクライナ軍の同国南部を管轄する部隊の報道官は今日、ロシア軍が制圧する南部ヘルソン州ヘルソンのアントノフ大橋を再び攻撃したと明らかにしました。
 これでドニプロ川西側に駐留するロシア軍部隊の補給路遮断と孤立化を進むかもしれません。ウクライナ大統領も良いニュースだと演説内で述べています。

 8月15日から25日にかけてベラルーシ南西部ウクライナ国境近くで、大掛かりな軍事演習が実施される予定です。

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