9月11日金曜日、ミンスク市内の学校、第4ギムナジアに女性警官が招かれました。
中学2年生に当たる生徒が講堂に集められて、未成年向けの法律違反行為をするとどうなるのかのレクチャーを始めました。
しばらくするとレクチャーの内容は、反政府デモ集会のことになり、デモ参加者のことを、悪党と呼び、反政府デモ参加者のうち、一番前のほうにいる人には300ルーブル、花を持っている女性には60ルーブルがバイト代として(誰かからか)支払われているのですとか、白赤白の旗はファシストの旗である(←??? 鉤十字は・・・?)と話しました。
このレクチャーのようすをスマホで撮影していた生徒に対しては、
「私を撮影しているのは誰? 撮影したら、保護者ともども裁判にかけますからね! 責任を取ってもらいます。前もって、言って、おき、ます、よ!」
と叫びました。
生徒のみなさんはショックを受け、「この学校がこんな学校だとは思わなかった。」と帰宅して親に全て話しました。
月曜日の朝、保護者152人が学校に押しかけました。副校長が一人校舎の前で対応しましたが、カンカンに怒っている保護者たちは口々に、
「学校では普通の授業をしてください! 思想教育はしないでください!」
などと叫びました。そのようすをもちろんスマホで録画していた保護者の一人がマスコミに持ち込み、今ユーチューブで見ることができます。
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ルカシェンコ大統領の孫、17歳と16歳の二人が、国立ベラルーシ大学付属高校を中退しました。