ベラルーシの部屋ブログ

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2023年12月23日。ウクライナ侵攻から669日目

2023-12-23 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2023年12月23日。

 ニューヨークタイムズは今日、ロシアのプーチン大統領が条件付きでウクライナ側と停戦交渉に応じる用意があると報じました。
 ニューヨークタイムズがアメリカ政府関係者などの話として伝えたもので、ロシアが現時点で占領しているウクライナ東部や南部の地域を維持することを条件に、プーチン大統領が停戦交渉に応じる用意があるとしています。
 本当でしょうか。しかし、ロシアの占領地についてはウクライナ側が譲歩しないでしょう。

 ロシア大統領はゼレンスキー政権の退陣を要求しないなど、従来の姿勢にも変化を見せているそうです。
 態度を軟化させたんですね。それで最近、アメリカなどがウクライナへの軍事支援のスピードを緩めたということでしょうか。
 しかし、ウクライナ側はクリミア奪還まで戦うとしていますので、停戦の交渉そのものが非常に難しいと思います。

 
 ロシア中央選挙管理委員会は今日、リベラル系で無所属での出馬を届け出た、エカテリーナ・ドゥンツォワ氏が提出した書類に不備があるとして、候補者登録を拒否しました。パスポート番号の記載ミスなど、約100の間違いを見つけたとしています。そんな凡ミスをするものなのでしょうか。
 ドゥンツォワ氏は選挙管理委員会の決定を受け、無所属で立候補する可能性は絶たれたものの、政党からの推薦を受ければ立候補できる可能性は残されているとして、野党「ヤブロコ」に自分を指名するよう呼びかけました。
 モスクワ北西のトベリ州ルジェフ市で、ジャーナリストや地方議員として活動していたドゥンツォワ氏は11月、大統領選への立候補を表明していました。
 他にも大統領選挙に立候補を表明し、支持者の署名集めをしている候補者が数名いますが、プーチン氏が出馬表明したので、再選される可能性は非常に高いですね。