2013年3月21日にSOS子ども村で実施されたWBC集団測定の結果です。
合計59人(成人18人、子ども41人)を測定した結果、成人で体重1キロ当たり70ベクレル以上の人はいませんでした。
子どもで体重1キロ当たり20ベクレル以上だったのは5名でした。ただし、19.94ベクレルだった女子と19.91ベクレルだった男子もほとんど20ベクレルだったので、ビタペクト3を渡しました。
合計7人分、7個のビタペクト3を渡しました。
これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2007個となりました。また今回で通算159回目の配布となりました。
ビタペクト3を渡した子ども7人は全員ボロブリャヌィ市にあるSOS子ども村で暮らしている孤児です。
住んでいる家はほぼばらばらです。つまり育てているお母さんはばらばらですので、「このお母さんの元で育てられているこどもばかりに高い被爆が見られた」・・・というわけではありません。
7人の子ども達の年齢、性別、被曝量はこのとおりです。
14歳 男子 20.82ベクレル
12歳 女子 21.49ベクレル
11歳 女子 22.03ベクレル
11歳 女子 19.94ベクレル
11歳 男子 19.91ベクレル
9歳 女子 21.37ベクレル
9歳 男子 20.27ベクレル
この7名は4月末に予定している再測定を受けて、その結果を発表します。
あとはビタペクト3を毎日ちゃんと飲んでもらうことを祈るばかりですが、監督役であるお母さんの意識に左右されるでしょうね。特に小さい子供はビタペクト3が何なのかよく分からず飲むので、忘れがちになってしまいます。お母さんにはしっかりしてもらわないと・・・。
今回測定した結果、20ベクレル以下だった子どもや70ベクレル以下だった大人で、ビタペクトももらわなかった人は、「これで安心、もういいや。」
と思って再測定に来ないと予想されます。
本当はビタペクトを飲んだグループと飲んでいないグループに分けて再測定して比較するのがいいのですが、やはり病院の検査と違って強制力がないので、次回の再測定に何人来るか分かりません。
ただ今回希望していたのに来られなかった職員さん10名ほどがいるので、その人たちは4月の測定に参加すると思います。
また今回半分の子どもが来なかった(その母親も来なかった)のですが、その子たちは優先して4月の測定に行くよう促すことになりました。
このような状況で、4月の「再測定」が、「初測定」になる人も出てくると予想されます。
そこで、5月に再々測定を実施することにしました。SOS子ども村では3回の測定を行うことになります。
SOS子ども村の住人、職員がこのような状況なので、SOS子ども村以外の場所でも集団測定をするかどうか検討中です。
ともかく4月末の再測定のご報告をお楽しみにお待ちください。
今回の移動式WBC測定費用、ビタペクト3購入のため寄付を寄せてくださった日本の皆様に深く感謝しております。
それから、この測定の日、SOS子ども村内で講演会「東日本大震災から2年・私が見た福島」も行いました。
しかし、参加者約10名のうち、大人は2名、子供は8名・・・で、大人より子供のほうがよっぽど真面目でした。
大人よ、もう少ししっかりして・・・。
(画像は福島原発事故の問題を話しているときのようすです。)
合計59人(成人18人、子ども41人)を測定した結果、成人で体重1キロ当たり70ベクレル以上の人はいませんでした。
子どもで体重1キロ当たり20ベクレル以上だったのは5名でした。ただし、19.94ベクレルだった女子と19.91ベクレルだった男子もほとんど20ベクレルだったので、ビタペクト3を渡しました。
合計7人分、7個のビタペクト3を渡しました。
これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2007個となりました。また今回で通算159回目の配布となりました。
ビタペクト3を渡した子ども7人は全員ボロブリャヌィ市にあるSOS子ども村で暮らしている孤児です。
住んでいる家はほぼばらばらです。つまり育てているお母さんはばらばらですので、「このお母さんの元で育てられているこどもばかりに高い被爆が見られた」・・・というわけではありません。
7人の子ども達の年齢、性別、被曝量はこのとおりです。
14歳 男子 20.82ベクレル
12歳 女子 21.49ベクレル
11歳 女子 22.03ベクレル
11歳 女子 19.94ベクレル
11歳 男子 19.91ベクレル
9歳 女子 21.37ベクレル
9歳 男子 20.27ベクレル
この7名は4月末に予定している再測定を受けて、その結果を発表します。
あとはビタペクト3を毎日ちゃんと飲んでもらうことを祈るばかりですが、監督役であるお母さんの意識に左右されるでしょうね。特に小さい子供はビタペクト3が何なのかよく分からず飲むので、忘れがちになってしまいます。お母さんにはしっかりしてもらわないと・・・。
今回測定した結果、20ベクレル以下だった子どもや70ベクレル以下だった大人で、ビタペクトももらわなかった人は、「これで安心、もういいや。」
と思って再測定に来ないと予想されます。
本当はビタペクトを飲んだグループと飲んでいないグループに分けて再測定して比較するのがいいのですが、やはり病院の検査と違って強制力がないので、次回の再測定に何人来るか分かりません。
ただ今回希望していたのに来られなかった職員さん10名ほどがいるので、その人たちは4月の測定に参加すると思います。
また今回半分の子どもが来なかった(その母親も来なかった)のですが、その子たちは優先して4月の測定に行くよう促すことになりました。
このような状況で、4月の「再測定」が、「初測定」になる人も出てくると予想されます。
そこで、5月に再々測定を実施することにしました。SOS子ども村では3回の測定を行うことになります。
SOS子ども村の住人、職員がこのような状況なので、SOS子ども村以外の場所でも集団測定をするかどうか検討中です。
ともかく4月末の再測定のご報告をお楽しみにお待ちください。
今回の移動式WBC測定費用、ビタペクト3購入のため寄付を寄せてくださった日本の皆様に深く感謝しております。
それから、この測定の日、SOS子ども村内で講演会「東日本大震災から2年・私が見た福島」も行いました。
しかし、参加者約10名のうち、大人は2名、子供は8名・・・で、大人より子供のほうがよっぽど真面目でした。
大人よ、もう少ししっかりして・・・。
(画像は福島原発事故の問題を話しているときのようすです。)