電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

今日から桃「あかつき」の出荷開始

2023年08月02日 06時00分34秒 | 週末農業・定年農業
以前、自宅裏の果樹園に亡父が植えた桃「あかつき」が枯れてしまい、「川中島白桃」も雪折れ被害が発生したため、2017年4月に「あかつき」の苗木を2本だけ補植しました(*1)。その後、2019年の夏には初収穫となり、1本あたり30個、2本で60個ほどの実を収穫できました(*2)。6年目となる昨年夏には収量も増加し、娘や親戚に送った他に農協にも出荷して、一定の成果を得ました(*3)。

今年は、苗木を植えてから7年目になります。サクランボに隣接するため、互いに成長して一部が干渉する部分も出てきていますので、今後は日当たりの確保が課題になるところも出てきましたが、春先の野ネズミの害も受けず、概ね順調に生育してきているようです。成長して赤くなってから、ああ、もう少しまばらになるように摘果しておけばよかったと反省するのですが、いまさら遅い。小玉の比率が多くなるのは摘果不足の証拠です。収穫の結果が出た頃に反省するとして、まずは収穫と出荷を優先しましょう。

昨日までに、出荷資材(段ボール箱、モールド、ネット、白色テープ等)をそろえ、箱を組み立てて準備を済ませています。カイトを飛ばし、簡易な防鳥ネットをふんわりとかけています。作業小屋に持ち込んだCDラジカセで音楽を聴きながら早朝収穫した実を選果し箱詰めし、農協に出荷します。ここ数日は、午前中にこれらの作業を行い、午後は暑さを避けてゆっくり昼寝という生活スタイルになりそうです。



このほかに、2016年に植えた「美晴白桃」は、立派な実を収穫した後に野ネズミ被害で枯らしてしまいました。その後、2020年に再び「美晴白桃」の苗木を植え、2022年には「美晴白桃」と「青空むすめ」などの晩生種の苗木も追加で植えていますので、今年は8月初旬の「あかつき」と8月下旬の「川中島白桃」、それに9月上旬に4年目となる「美晴白桃」と三種類の桃を収穫できそう。来年は「青空むすめ」の初収穫が期待できそうですので、4種類となります。単純に規模を拡大するのではなく、自分でできる程度の本数で収穫時期を変えて栽培するのが、定年農業のコツと言えそうです。

(*1): 雪折れ被害に対応し、桃「あかつき」の苗木を追加補植する〜「電網郊外散歩道」2017年4月
(*2): 三年目の桃「あかつき」を初収穫〜「電網郊外散歩道」2019年8月
(*3): 桃「あかつき」の出荷が終わる〜「電網郊外散歩道」2022年8月


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