電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

スモモの伐採とサクランボ果樹園への堆肥散布など

2023年10月10日 06時00分36秒 | 週末農業・定年農業
暑い暑いと言っていたのが一転して急に寒くなりました。体を動かすと汗ばみますが、じっとしていると涼しさを通り越して寒く感じます。特に、風が強くなる午後〜夕方にかけては、体温を奪われて風邪を引きやすい時間帯で、農作業時の服装や作業後の着替えにも気を使います。



ところで、少し離れた園地のサクランボ果樹園と桃・リンゴの中にポツンと一本だけ残っていたスモモがありましたが、残念ながらこれはタイムリーな管理ができず、病害虫のもととなりがちですので、思い切って伐採することとしました。チェーンソーでバッサリ切り倒し、枝を集めて焼却する準備をします。




そんな作業をしているところへ、注文していた堆肥が届きました。畜産会社から直送の完熟牛糞堆肥は2トンで8,000円。ダンプカーで運んできたものを園地の入り口付近にザザーッとおろしてもらい、一輪車でせっせと運んで散布します。雨の合間をみながらの作業ですので、1〜2時間ほど作業をするとブルーシートをかけて雨よけにし、また次の日に作業をします。例年の今ごろはこんな作業は終わっていたのですが、どうも1〜2週間ほど遅れているようです。葉の蒸散作用に伴う吸水力=養分の吸収を考えると、本当はサクランボの葉がまだ充分に残っている間に散布するのが良いのでしょうが、作業の遅れがどんなふうに響いてくるのだろう。とはいえ、桃のほうは葉がまだ青々としていますので、樹勢の回復に効果的に働くことでしょう。



作業の遅れと言えば、里芋とサツマイモ畑の様子も気になります。里芋の方は、9月も後半になってからなんとかマルチを外し土寄せをしておきましたが、カラカラ天気が続いたこの夏の影響で子芋の成長がどんなふうになっているものか、掘ってみないとわかりません。サツマイモの方は、マルチの端っこの方を試し堀りしてみて巨大な芋を掘り出して驚きましたが、逆にマルチの中の方は芋がまるで小さく、高温障害なのか蔓ボケなのか、全体的な結果が知りたいところです。




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