電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ボールペンの人気投票の結果が興味深い

2021年02月02日 06時01分16秒 | 手帳文具書斎
文具王主催で2020年の10月から12月にかけて実施された「第10回OKB48選抜総選挙」の結果が発表されました。アイドルグループAKB48のスタイルを真似たものだそうですが、なにやらどこかの秘密警察みたいな名前(^o^)も、「お気に入りボールペン48本」の略なのだそうで、それなら中高年オジサン・オッサン族にも参加資格があるでしょう。結果の上位をピックアップすると、

  1. 三菱鉛筆 ジェットストリーム スタンダード (4125ポイント)
  2. ゼブラ ブレン (2717ポイント)
  3. 三菱鉛筆 ユニボール ワン (1471ポイント)
  4. 三菱鉛筆 ジェットストリーム エッジ (1278ポイント)
  5. ゼブラ サラサクリップ (1037ポイント)
  6. 三菱鉛筆 ユニボール シグノ (859ポイント)
  7. 三菱鉛筆 ユニボール シグノ RT1 (579ポイント)
  8. パイロット ジュース アップ (561ポイント)
  9. ぺんてる エナージェル インフリー (507ポイント)
  10. ゼブラ サラサドライ (446ポイント)
  11. 三菱鉛筆 パワータンク スタンダード、ユニボール シグノ307 (410ポイント同点)

とのことです。

ジェットストリームは10年連続の第1位だそうで、圧倒的な人気です。また、三菱鉛筆の製品が上位の半分以上で、専業メーカーらしい結果ではあります。

個人的に気に入って使っているのは、ジェットストリームと加圧式ボールペン・パワータンクの(今は廃番になった)スマートで、本数もこの二種類がダントツに多いです。次がブルーブラックや茶色などの色の魅力でサラサクリップでしょうか。顔料ゲルインクのボールペンは、放置すると顔料が沈殿してしまい書けなくなることが多く、次第に本数が減ってきています。このあたり、使えないものは処分する流儀にしないとたまるいっぽうですので、仕方がありません。



これに対して、上向き筆記が可能で濡れた紙やビニル袋、カラーコピーにも書けるタフな特性と、新油性ほどではないけれど油性インクにしては書きやすく、しかも見事にインクが空っぽになるまで使える PowerTank の潔い使い切り具合に感動してしまい、どうしても使用頻度は多くなります。



一番奥が今は廃番になったキャップ式パワータンクの黒1.0mmで、その手前の2本が現行のスタンダード黒1.0mm、その手前の細身の4本がやはり廃番になったパワータンク・スマートの0.7mm黒と赤。実は、印刷がすっかり剥げてしまったライトブラウンには黒の替え芯の1.0mmを入れており、これを日常的にポケットに入れて持ち歩いています。「スマート」の軸の素材がもう少し厚手でひび割れしにくいものであればなお良かったのですが、正直に言って廃番は惜しい製品です。

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