厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2019年138冊目『世界最速の仕事術』

2019-06-08 00:32:24 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

たとえコンサルタント志望でなくても、仕事が速くなりたいなら「コンサルタント的資質」は必要。なぜなら、すべてのビジネスと仕事はスピーディな問題解決策を要求されるからです。

この本の目的は、皆さんが今より速く仕事ができるようになるために、最高峰のコンサルタントたちの最速の仕事術を学ぶことです。

一流コンサルタントは、「インター・パーソナル・スキル」=「人間関係調整能力」というAIにはできないことができます。「人の心」をつかんで、ハードネゴシエーター相手にめげない忍耐力、クライアントを巻き込んで問題を解決する指導力、調整能力を発揮します。

また、専門分野は必ず皆さんのキャリアのなかにあります。これしかできないけど、この分野のコンサルティングなら誰にも負けないと自負するものがあれば必ず勝てます。すべてをカバーしなくていいのですね。

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2019年137冊目『ズレずに生き抜く』

2019-06-08 00:24:12 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

うまくいかない、おかしい、腹が立つ。仕事、会社、人生、社会でズレているのは自分?それとも・・・?

一般財団法人情報法制研究所上席研究員で、文春オンラインで連載記事を執筆している著者が、時代と自分のズレを認識し、希望に変えるための処方箋を提供します。

仕事観のズレ:組織のありようが変わる中、何を道しるべに生きていくのか

人生観のズレ:上手くいこうが失敗しようが、納得できる人生にする

企業観のズレ:いまある組織が未来永劫、青天井に成長していくことはない

世代観のズレ:現役世代が未来のために、受け入れなければならないこと

結婚観のズレ:この時代の結婚にまつわる、男の問題・女の問題

時代観のズレ:不寛容社会で生きていくために

現役世代・勤労世代であり、上の世代と下の世代の間で苦しむ30代・40代が共感できる点が多い1冊だと思います。

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2019年136冊目『僕が大切にしてきた仕事の超基本50』

2019-06-08 00:13:18 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

「仕事なんか人生の2、3割」「1年8760時間のうちせいぜい2000時間」「どうでもいいことだ」と割り切ってしまえば、逆に客観的に物事を見ることができるようになり、楽しさも見つけやすくなります。(P.35)

日本生命を経て、還暦でライフネット生命を開業、古希で立命館アジア太平洋大学(APU)の学長に就任。そんな生涯現役を体現する出口治明さんが、人生において心がけてきた行動原則を解説します。

順風満帆なキャリアに見える出口さんでも、日本生命では出世コースから外れ、サラリーマンとしての最後の職はビル管理を行う関連会社の取締役だったとのこと。

まず冒頭で「人生を慌てない」「いつでも準備だけは怠らないようにする」ということが書いてあります。この準備という言葉は、自己投資と言い換えてもいいかもしれません。では、どのような準備を行っておけば、人生を慌てずに済むのか・・・本書で見ていきましょう。

新入社員からベテランまで、これさえ身につけておけば、いつでもどこでも働けると言えるような、仕事の超基本ばかりです。

【my pick-up】

◎準備不足なら、しゃべらない

最善の選択は、「準備ができていなかったら、黙る」ことです。僕は説得の可否は、オール・オア・ナッシングだと思っています。打ち合わせや会議の場で、発言しないことは恥でもなんでもありません。

◎自分の部下のために、上司を使う

上司が無茶なことをいった時には、「はいはい」とニコニコ笑って聞きながら、下には伝えない。これも中間管理職の能力です。仮に上司の指示が曖昧で困った時は、「あんたは何がしたいんや」と問えばいい。上司は自分の部下(チーム)のために使うものだという意識を持ち、遠慮などしないことです。もし、どうしてもやらなければいけない案件であれば、上司が自分から動くはずです。

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