厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2014年132冊目『課長の家』

2014-06-17 21:12:29 | その他私が読んだ本
課長の家 課長の家
価格:¥ 1,080(税込)
発売日:2014-06-10

評価  (2点/5点満点)

課長の家を紹介する本です。25人の課長が登場します。

しかし、家だけではなく、年収、貯金、週末の過ごし方、好きなランチ・・・などもヒアリングし、課長のリアルな日常がわかります。

・家の間取り

・今の家を選んだ理由や家の自慢を語る「家物語」

・課長のプライベートに迫る「20の質問」

・自分にとって家とは?家への思いを凝縮した「家格言」

そして、25人の課長以外のコラムとして、課長の平均年齢・年収や100人のうち課長になれる人数、課長の悩みベストワンなど、アンケート調査等による「課長を読み解くキーナンバー」も掲載されています。

課長としてのやりがいと苦労の両面が垣間見える1冊でもあります。

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2014年131冊目『できる人はやっている 上司を使い倒す50の極意』

2014-06-14 22:47:23 | おすすめビジネス書
できる人はやっている 上司を使い倒す50の極意 できる人はやっている 上司を使い倒す50の極意
価格:¥ 1,512(税込)
発売日:2014-06-04

評価  (4点/5点満点)

「上司を上手に使い倒すための極意」をまとめたものが、この本です。

・世の中で優秀な社員と言われる人たちは、上司という存在をうまく使っている。使っているどころか、使い倒していると言ってもいい。上司を自分のステップアップの踏み台にしてしまっている人もいるほどだ。もちろん、いい意味で最大限に活用しているということだ。

・若い世代は、ついつい上司と部下を対立する関係に捉えてしまいがちだ。敵対して、いいことなんてひとつもない。本来、上司と部下は、お互いのためにも協力関係にあるべきもの。

本書では、上司の8機能(①プロフェッショナル・マスター機能、②サーチエンジン機能、③ヒューマンアセスメント機能、④キャリアカウンセリング機能、⑤トラブルシューティング機能、⑥アプルーバル機能、⑦ネットワーカー機能、⑧ピンチヒッター機能)を理解したうえで、身近な場所で最も成功している上司から素直に学ぶことが、今の職場で成長できる最短の方法だと指摘しています。

どんなに使い倒したって、上司はあなたに文句なんて決して言わないはずです。なぜなら、それが上司の果たすべき仕事なのですから。部下から使い倒されるのは、ある意味で本望なのです。部下に使い倒されて、それで部下が成長してくれるのなら、上司にそれ以上の喜びはないはずです。

久しぶりに、読み進めていく中でたくさんチェックを入れました。今年において5本の指に入る良書です。

【my pick-up】

◎問われた数字は、0.1秒でサッと出す

さらに信頼を強固にし、アプルーバル機能をフル活用するための大事なポイントを伝授します。それは、「数字に強くなる」ということです。上司が必要とする数字について、常に先回りして準備しておき、「あの数字はいくつだっけ?」や「昨対で何%だった?」のような質問に対し、即座に答えられるようにしておくのです。そう、「問われた数字は、0.1秒でサッと出す」ということです。数字に強くなるポイントは、必要となるデータを常に持ち歩いておいて、事あるごとに眺めることです。

◎命じられた業務の納期は、最低でも1日前倒しで

上司から「○日までにやっておいてくれ」と命じられたら、その日を納期に設定して業務を行うのではなく、少なくとも1日前倒しにして、仕事を終わらせてください。もし、上司が求めているものと、あなたが提出したものにズレがあった場合、そのズレを修正する時間が必要になります。1日でも余裕があると、「じゃあ、明日までに修正しておいてくれ。よろしく」のひと言で、何の問題もありません。だからこそ、最低でも1日前に前倒しして、命じられた業務を終わらせておくのです。上司から仕事を頼まれたら、納期を意識するのは当たり前です。ただ、大事なのはゴールと同様にスタートなのです。「スタートが1日遅れれば、ゴールは3日遠ざかる」という言葉があります。いくら納期を意識していても、着手するのが遅れると、仕事は片付いてくれません。私は、納期と着手日はセットだと思っています。スケジュール管理とは、スタートとゴールの両方を確認し、その間をどう具体的に埋めていくかを考えることです。

◎わかりやすい弱みを伝えておくと、他の弱みが見えにくくなる

自分の弱みは、評価されるための材料として、戦略的に使うことです。事前に能力開発シート内の「今後克服すべき課題」などの欄に、自分からわかりやすい弱みを書いておくのです。そうすることによって、その弱みに目がいってしまい、上司に他の弱みが見えにくくなることがあるからです。これは、何も弱点を隠してすべてをごまかしてしまうということではありません。優先順位を決めて、ひとつずつ克服していけばいいのです。複数の弱みが一度に認識されて、時間的になかなか改善できないと上司から思われるのと、それぞれが時差で弱みだと認識されて、一つひとつが確実に改善されると思われるのでは、同じように段階的に改善していたとしても、見え方は180度違ってきます。

◎出社時間は、1分でも上司の前に

一般的には部下より上司のほうが早く出社している傾向が強いです。自分よりも1分でも早く来ている人には、尊敬や感心という念を抱き、自分より1分でも遅い人に対しては、つい軽んじたり、不満を感じたりするものなのです。たった1分の違いで、立場がまるきり正反対になるわけです。もし、あなたが上司より遅く出社しているのなら、明日からでも、上司より必ず早く出社する覚悟を決めてください。上司より少なくとも1分早く出社していれば、「感心な部下」で、上司よりたった1分遅れて出社しただけで、「あいつはいつも遅い」になるのです。差はわずか2分。その日々の基本行動がベースになって、評価は行われます。

◎スカスカのスケジュールは、どんな内容でも埋めておけ

自分のためでもありますが、組織のためにも、スケジュールをこまめに入れる習慣をつけていきましょう。それは、あなたの評価にも関係してくることだからです。部下のスケジュールをパッと見て、埋まっている部下と埋まっていない部下とでは、印象論かもしれませんが、「よく頑張っている」と「あいつ、仕事してるのか?」の180度違う評価になることがあるのです。単なる印象で、マイナス評価をされてはたまったものではありません。だからこそ、スケジュールは自分のためだけではなく、こまめに入力したほうがいいのです。「終日、事務作業」というような大括りにしているものも、小さく分解して、スケジュールに入力すればいいのです。この手法は、周囲からの見え方を変えるためだけではなく、自分自身の時間管理上も有効に機能します。

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2014年130冊目『コクヨ式机まわりの「整え方」』

2014-06-12 10:30:59 | その他私が読んだ本
コクヨ式 机まわりの「整え方」 社内で実践している「ひらめきを生む」3つのコツ コクヨ式 机まわりの「整え方」 社内で実践している「ひらめきを生む」3つのコツ
価格:¥ 1,404(税込)
発売日:2014-05-31

評価  (2点/5点満点)

著者の齋藤敦子さんは、コクヨ株式会社の働き方とワークプレイスの研究機関「WORKSIGHT LAB.」所長として、次世代の働き方と働く環境についてコンセプト開発を続けています。

この本は、机を「生産性の高い場」「創造性に満ちた場」にすることを目指し、「整え方」をキーワードにして、文具や書類の扱い方から、ホワイトボードや会議室の活用法まで、今すぐできることがまとめられています。

最近書籍等で数多く紹介されている「片づけのコツ」にとどまらず、能動的に楽しむための環境をつくるという、オフィスの本質にまで及んだ1冊です。

効率的に仕事を進める、アイデアを生み出す・・・机周り(自席・会議室・ゲストスペースなどなど)の環境は侮れませんね。

【my pick-up】

◎〝デスク・トップ〟は「自分を表すショーケース」

まわりからしてみたら、その机の上の状態を見て、あなたを判断することが可能です。

ある会社のベテラン社員は席を立つとき、机の上をきれいにしてから、いま自分が手掛けているプロジェクトのタイトルがわかる資料や、デザインラフのようなものを、あえて置いていくそうです。たしかに、これはいい方法です。そこを上司や役員が通りがかったりすれば、「○○君はいま、こんな仕事をしているのか」と、現状の把握ができます。もしかしたら、頑張りを感じてくれるでしょうし、どこかで意見をくれるかもしれません。

あなたは、自分の机を通して、いろいろなことを周囲の人に伝えることができます。もう少しだけ、自分の机を「戦略的に」使ってみませんか?

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2014年129冊目『人事部だけが知っているあなたの評価を上げる方法』

2014-06-10 21:33:41 | その他私が読んだ本
人事部だけが知っている あなたの評価を上げる方法 人事部だけが知っている あなたの評価を上げる方法
価格:¥ 1,404(税込)
発売日:2014-05-29

評価  (2点/5点満点)

「なぜ自分は評価されず、他の人が評価されるのだろうか?」

この本は、そんな人事評価における「なぜ?」という疑問に答えるとともに、会社や上司に正当に評価されるための処方箋を示します。

長年、人事部で働いてきた著者・高野美佳さんが、まず「人事評価は不公平である」ことと、「人事評価を上げるための方法論は存在する」ことを理解したうえで、正当な評価を受けるためには、「上司に評価してもらうこと」「周りの人の評判を良くすること」の2つが必要だと言います。

評価を上げる人がやっている5つの行動基準

①進んでオーナーシップ(当事者意識)を担う

②創造性を大切にする

③新しい視点をもつ

④「勝ちたい」と願う

⑤リターンに合ったリスクをとる

上司や部下・同僚によって成果が大きく違ってくる人というのは、やはり安定、継続した評価・出世は難しいと私も感じます。

周りがどんな人であってもうまくやっていける意識的な〝賢さ〟の必要性に気づくべきではないでしょうか。

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2014年128冊目『「総務の仕事」がよくわかる引き継ぎノート』

2014-06-10 08:55:25 | その他私が読んだ本
「総務の仕事」がよくわかる引き継ぎノート 「総務の仕事」がよくわかる引き継ぎノート
価格:¥ 1,620(税込)
発売日:2012-03-21

評価  (2点/5点満点)

この1冊を読めば総務の仕事がわかる「引き継ぎノート」です。新任の総務担当者の方が現場でスムーズに業務を進められるようになることを想定しています。

・総務は事務系のプロフェッショナル

・総務は誰にとっても身近な世界

本書の章立ては、「総務の基本編」「オフィス管理編」「広報・渉外編」「社内規程編」「法務編」「システム管理編」「リスクマネジメント編」で構成されています。

会社の規模等によって、総務セクションが行う業務にも違いがありますが、本書で総務全般の基礎を学べば、汎用的な知識として役に立つと思います。現在、総務業務をされている方にとっても、体系的なおさらいができます。

ちなみに、『「経理」がわかる引き継ぎノート』『「人事」がわかる引き継ぎノート』も同じシリーズとして刊行されていますので、それぞれ該当の方は読んでみてはいかがでしょうか。

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