30代で逆転する人、失速する人 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2012-06-12 |
評価 (3点/5点満点)
30代前半から半ばにブレイクしていく人と、そのまま失速していく人に分けられる。ブレイクしていく人たちには、〝既存のコースから放り出された経験があった〟という共通点があった。その逆境はすべて逆転のための必要条件だった。
そして、この必要条件を活かすための十分条件が、〝いかなることがあっても腐らない〟ことだった。腐らずに粛々と成すべきことを成し、牛歩の如く前進していくことだった。
千田琢哉さん45冊目の本書は、30代で失速する人・30代で逆転する人のルールを明らかにし、20代の自分を超えていくヒントを紹介します。
それにしても最近の出版ペースといい、本の見せ方といい、千田さんは以前の中谷彰宏さんを彷彿とさせます。
【my pick-up】
◎30代で逆転する人は、師匠のプロセスをしゃぶり尽くす。
30代で失速する人は、師匠の結果をサル真似しようとする。
大切なのは師匠の今の姿ではなく、成功する直前までのプロセスなのだ。成功者の結果だけに注目すると、成功の秘訣は「人格者でありなさい」「無欲になりなさい」と曲解してしまう。成功者のプロセスはもっと人間臭くて、あなたでも今すぐ真似できるエッセンスが満載だ。
◎30代で逆転する人は、自分に関わる数値の桁を間違えない。
30代で失速する人は、桁を頻繁に間違える。
桁数を間違えるというのは算数ができるか否かの問題ではなく、どれだけ自分の仕事に強い関心を持っているか否かの意識の問題なのだ。あなたの会社の社長が、自社の売上や営業利益の桁を読み間違えるようなら、まもなく経営が傾くのは必至だ。
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