評価 (3点/5点満点)
この本では、一般的に出回っている人脈術ではなく、これまで1万人以上のビジネスパーソンに取材をしてきた著者・金澤悦子さんが、ここぞというタイミングでチャンスやご縁を引き寄せている人たちがやっていることを、人脈づくりのシーン別にまとめています。
本書が対象にしている「人見知り」とは、「自分をよく見せたいタイプ」。できる人、面白い人と思われなきゃと焦るあまり、「初対面の人と何を離したらいいかが分からない」「間が怖い」などのプレッシャーと日夜戦っている皆さんです。
まずは、人には「そこを押されるとやる気になる」スイッチが3つあり、それを意識すれば覚えてもらえる確率が高まることを理解しましょう。
「感謝スイッチ」(「あなたしかいない」と頼られるとやる気が出ます)
「お得感スイッチ」(自分がどれくらい役立つのか、自分が動くことでどのような良い結果がもたらされるのかが分かるとやる気になります)
「特別感スイッチ」(一目置かれ、礼儀正しく対応されることでスイッチが入ります)
第一印象がすべてではありません。出会って、覚えられて、選ばれて、愛されて、という手順で真の人脈を築いていきたいものです。
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