今日から「イライラ」がなくなる本 (知的生きかた文庫) 価格:¥ 600(税込) 発売日:2011-02-22 |
評価 (3点/5点満点)
精神科医・和田秀樹さんの最新刊は、イライラと上手に付き合い、上手に活用することで、結果的にイライラを減らす心がけなどを紹介します。
・そのまま吐き出すのではなく、ちょっと建設的なことを考える
・ほかの可能性を考える
・イライラしているときに重要な判断をしない
イライラしやすい人は、自分にも周囲にも完全を求める傾向があると思います。一つの物事を様々な角度から捉えられるようになれば、心に余裕が生まれますよ。
【my pick-up】
◎イライラする人は「結果だけ見る」、イライラしない人は「プロセスも見る」
正しい目標設定をしなければ、目標も達成できませんし、イライラはかえってひどくなる一方でしょう。そこで、動機づけに基づいた目標設定をするべきなのです。つまり、結果でなく、行動のほうに目標をもってくるのです。
行動のほうは、結果と違い、環境や運に左右されることが少なく、自分の努力と意思だけで達成が可能なのです。
◎家庭のイライラをなくすコツ-「誤解の変格活用」を知る
最初は、「わかってほしい」という謙虚な気持ちだったのに、いつしか「わかってくれるはずだ」と変化して、しまいには「なぜわかってくれないのか?」と「イライラの変格活用」が生じてしまうのです。
◎イライラ体質にならないコツ-「簡単に深く眠れる法」を知る
イライラしないために質のいい睡眠を取るための5つのポイントをご紹介しましょう。
①夕食は午後9時までにすませる、②寝室の照明は暗くする、③寝る前に深呼吸する、④入浴は就寝の1時間前、⑤テレビは番組を選んで見る
また、眠りを深くするコツは、2つのことが知られています。
一つは、肉類をきちんととることです。もう一つは、睡眠覚醒のバランスをとるメラトニンというホルモンの不足です。これについては、昼間の運動を増やすとか、太陽にあたること、なるべく明るいところで仕事をするなどである程度予防可能とされています。
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