人生が変わるたった1%の頭の使い方 価格:¥ 1,404(税込) 発売日:2014-04-23 |
評価 (2点/5点満点)
商社、市役所、フリーターを経た異色の哲学者で、市民のための哲学を実践している小川仁志さんが、〝実は誰でも天才になれる〟ことを主張した1冊です。
・本当は誰もが天才になれる才能を持っており、それは環境との相互作用によって初めて開花する。
・あと、正しい思考法と、それに即した行動をとることの2つの条件も必要です。
・つまり、「環境」「思考法」「行動」の3つが揃って初めて、凡人の才能は開花し、天才へと変身することができる。
なぜ天才はそうなれたのか?「開花=ブラッサミング」をキーワードに、人は何歳からでも凡人から天才になれる。そのノウハウが提示されています。
時代が行き詰るなか、あらゆる分野で、尖った、独創性に優れた人材が切望されています。最近、「天才」という言葉を含んだ書籍が多いと感じていますが、創造性に代表される天才が持つ特性に注目が集まっているのではないでしょうか。
また、天才は変人と紙一重とも言えますが、そのような異質さ・多様さを受け入れる社会にならなければ、今後の日本の発展はないと思います。