知っているようで知らない 法則のトリセツ 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2009-02-26 |
評価 (4点/5点満点)
本書は、さまざまな書物で述べられている数多くの「法則」の中から、特にビジネスパーソンに興味のある仕事やビジネス、人間関係、心理などに関する150超の法則を紹介しています。
著者の水野俊哉さんは、ベンチャー起業するも3億円の負債を抱えて取締役を解任してからは、心を入れ替えひたすら読書に努め、さまざまなビジネス書や心理学、成功本に共通して書かれている法則を頭に刻み込んだそうです。そこから得たことは、法則とは人類共通のルールであり、法則を正しく使うことによってわれわれは「人生をショートカットできる」。また、法則を知らない人は、本来の実力の一部しか発揮できていないと述べています。
「成功本・自己啓発本の4大元祖」として登場している以下の4冊は、ビジネスマンなら誰しもぜひ読んで欲しいものです。
「原因」と「結果」の法則 (サンマーク出版) |
【携帯版】思考は現実化する (きこ書房) |
人を動かす 新装版 (創元社) |
7つの習慣―成功には原則があった! (キング・ベアー出版) |
成功本の共通法則とは
①ゴールセッティング
人生を前向きに生きるためには、夢や目標を定めなければいけない。
②目標の見つけ方
典型的なやり方としては、自分のやりたいことを最低10個紙に書き出して眺める、そして今度は自分のやりたくないことを同じように紙に書き出してみる。
③アファメーション・ビジュアライゼーション
アファメーション(肯定的自己催眠)とは、前向き・肯定的な言葉を繰り返し口に出して言ったり、心の中で繰り返すことで、自己催眠をかけてしまうのである。
ビジュアライゼーションとは「成功した自分」を視覚的に想像してやる気を維持する方法である。
④ポジティブシンキング
失敗する恐怖心を克服したり、運・不運にいちいちとらわれないようにするためには、物事をポジティブにとらえて行動する習慣が大事になってくる。
⑤利他の精神とマスターマインド
成功を目指すには、いつも支えてくれる周りの人への感謝の気持ちを常に持ち続けなければいけない。
目的を同じくする他者の知恵や協力を得ることが、成功につながる。
⑥メンターやソウルメイトが現れる
人生の先輩であり、成功へのコーチ役を果たしてくれる、導師のような人物である。
ソウルメイトとは「出会うことが必然だった」としか思えない人物のことだ。
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