評価 (3点/5点満点)
「それならば仕方ないか」と相手を納得させやすく、禍根を残さない言い訳とは?
この本は、日常的に発生しうるピンチの場面を具体的に取り上げ、そのシチュエーションごとに活用できるスマート言い訳を紹介します。
(仕事・オフィス、日常生活、恋愛・パートナー、家族・家庭の4章構成)
言い訳を作るコツのようなものを掴むと、どんな状況でも臆することなく対応できるようになるでしょう。
何か不安な事態に直面したときでも「こう言い訳しよう」と、あらかじめ考えがあるだけで、行動に自信が持てるようになると思います。
【my pick-up】
◎会議にいっそ遅刻するくらいなら会議を欠席
5分遅刻してしまったために、その後雰囲気が悪いまま会議を延々と続けなければならない・・・、そんな辛い状況になるくらいならいっそ会議そのものを大胆に欠席してしまうというのも手である。その後の言い訳はシンプルに、トラブルが起きていたとか、会議よりも重要な緊急案件に対応していた、などで構わない。過ぎたことにいつまでもこだわっていても仕方ない。
◎在宅勤務ではメールは等間隔で送る
離席時間が長かったりすると、席に戻った直後にメールをまとめて送ってしまいがちであるが、たとえ外出していてもメールは一定間隔で送ることを心がけよう。「普段からサボっているのでは」などと、マークされないようにすることが大切だ。
◎出張の往復を会社の人と一緒に移動したくない「すでに別の時間のチケットを予約してしまった」
時間が具体的に決まっておらず、同行者から「何時に乗る?」と聞かれた場合に使いやすい。「○時くらいのですかね、そちらは?」といったんはぐらかすなどして、まずは相手の時間を聞き出そう。その後に別の時間で予約した体にする。理由は遅刻を回避するためでもいいし、逆に直前で予定が詰まっていて、遅めの時間にしたということでも構わない。
◎町内会などの役員任命を断りたい「身内に要介護者がいる」
遠方で過ごす親の介護で定期的に行かなければならない、と断る方法である。遠方に住む親の状況など確認しようがない。