厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
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2024年63冊目 『スマート言い訳全集』は、言い訳に困る日常でのあるある場面が多数紹介

2023-11-17 13:04:12 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

「それならば仕方ないか」と相手を納得させやすく、禍根を残さない言い訳とは?

 

この本は、日常的に発生しうるピンチの場面を具体的に取り上げ、そのシチュエーションごとに活用できるスマート言い訳を紹介します。

(仕事・オフィス、日常生活、恋愛・パートナー、家族・家庭の4章構成)

 

言い訳を作るコツのようなものを掴むと、どんな状況でも臆することなく対応できるようになるでしょう。

何か不安な事態に直面したときでも「こう言い訳しよう」と、あらかじめ考えがあるだけで、行動に自信が持てるようになると思います。

 

【my pick-up】

◎会議にいっそ遅刻するくらいなら会議を欠席

5分遅刻してしまったために、その後雰囲気が悪いまま会議を延々と続けなければならない・・・、そんな辛い状況になるくらいならいっそ会議そのものを大胆に欠席してしまうというのも手である。その後の言い訳はシンプルに、トラブルが起きていたとか、会議よりも重要な緊急案件に対応していた、などで構わない。過ぎたことにいつまでもこだわっていても仕方ない。

◎在宅勤務ではメールは等間隔で送る

離席時間が長かったりすると、席に戻った直後にメールをまとめて送ってしまいがちであるが、たとえ外出していてもメールは一定間隔で送ることを心がけよう。「普段からサボっているのでは」などと、マークされないようにすることが大切だ。

◎出張の往復を会社の人と一緒に移動したくない「すでに別の時間のチケットを予約してしまった」

時間が具体的に決まっておらず、同行者から「何時に乗る?」と聞かれた場合に使いやすい。「○時くらいのですかね、そちらは?」といったんはぐらかすなどして、まずは相手の時間を聞き出そう。その後に別の時間で予約した体にする。理由は遅刻を回避するためでもいいし、逆に直前で予定が詰まっていて、遅めの時間にしたということでも構わない。

◎町内会などの役員任命を断りたい「身内に要介護者がいる」

遠方で過ごす親の介護で定期的に行かなければならない、と断る方法である。遠方に住む親の状況など確認しようがない。

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2024年62冊目 『仕事に追われず自分の時間を確保する』は、やるべきではない仕事を「なくす」「へらす」「かえる」

2023-11-17 12:53:47 | おすすめビジネス書

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評価 (4点/5点満点)

「自分の時間を確保できていない」方々に、「仕事に追われない」という時間革命を起こすのが本書の目的です。

 

1.「やるべきではない仕事」を「なくす」「へらす」「かえる」

2.「仕事の時間」を生み出す

3.その時間で本当に「自分がやるべき仕事」をやる

 

「なんとなく」やっている仕事、「ずっとやっているから」やっている仕事、「やるのが当たり前だから」やっている仕事は、バイアスによって職場に残っているだけの無意味な(非効率な)仕事である可能性が高いのです。

 

【my pick-up】

◎毎週実施の会議を隔週実施に変更する(毎週やる必要があるのか?)

隔週にできたとしても1回あたりの会議時間が倍の2時間になった場合、はたして効率化できているのか?と不安になるかもしれません。結論、これは効率化できています。1時間+1時間は2時間ですが、会議の始まりや終わりには準備や片づけが発生しますし、会議の始まりには議題を思い出すなど、会議モードのスイッチを入れるための時間も必要です。

◎「これ、なんのためにやっているんだっけ?」

限られた時間の活かし方が巧みな人には決まって「これ、なんのためにやっているんだっけ」といった口ぐせがあります。実際には、頻繁に口に出すことはないかもしれませんが、思考の癖として目的について意識しています。みなさんも、まずはこの口ぐせを意識してみるのはいかがでしょうか。小さいタスクでも、思考停止して取り組む前に、一言つぶやいてみるのです。結果、そのタスクがなくせなかったとしても、業務が整理されたことは間違いないので、仕事への向き合い方もポジティブになるはずです。

◎自分の職掌を明確に線引きする

「人間味」とかいうよくわからない幻想のせいで、引き受けなくてもよい仕事を引き受けて苦しんでいる人が多すぎるのです。責任の範囲を明確に線引きするというのは、ある意味で「プロフェッショナルである」ということでもあります。

◎会議とは「なにかを決める場」である

もしあなたが「取り仕切る立場」いわゆる「ファシリテーター」のような役割で会議を開くなら、「決めること」への確固たるコミットメントが必要です。会議を開いて「議論する」ところまではできている人は多いと思いますが、その先のなにかを「決定する」ところまでやり切る意識を持つことが大切です。

◎使う予定のないインプットの時間をゼロにする

「なにかを勉強しなければ困ってしまう状況」に身を置くことがスタートライン。情報をインプットしなければ仕事ができないような環境でこそ、情報の吸収力は圧倒的に高まります。本当にマーケティングの勉強をしたいなら、マーケティングの担当者になってしまうのがもっとも近道ということ。学ばざるをえなくなります。

◎まずは「定時で帰る」を目標に

まずは仕事を「定時で終わらせて帰る」を目標にしてみてください。会社で残業するのが当たり前という発想から、「定時で終わらせよう」と強く意識することで、集中力やパフォーマンスの向上につながります。そもそも、会社に長く居座っていたり、ダラダラと業務をしたりするのはダサいことだと思っています。業務時間内に仕事が終わらないのは、仕事ができない人ということにもなるはずです。

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2024年61冊目 『メタ思考』は、「外」の視点を獲得すれば、問題の本質に気づける

2023-11-17 12:40:05 | 日記

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評価 (3点/5点満点)

メタ思考の力をつけていくことが本書のテーマです。

 

「外」の視点を獲得すれば、今自分がいるひとつの世界の中で他者との比較に苦しむのではなく、自分がいかに小さい場所でちょっとした差に過敏になっているか、その視野狭窄に気づくことができます。

そして、ひとつの価値観に縛られずに自分が面白いと感じることに正直に、より自由に生きられるようになります。

 

「視点を変える」

会社という小さな枠の中で考えるのではなく、社会という大きな広場にいる自分の立ち位置を客観的に把握します。

 

問題の本質に気づき、自らの力で解決できるようになると、仕事や生活がうまくいくだけでなく、なにより気持ちをラクにして生きていくことができると思います。

 

ポイントは視点をどこに持つかですね。

 

【my pick-up】

◎「時間がない」という思い込みこそ「意思」の問題

絶対に自分が出なければいけない会議や、絶対自分がつくらなければならない資料作成で、一日が埋め尽くされていることはないはずです。変えられないのではなく、「変えないという意思を持っているだけだ」と自覚してみてください。まずは自分のスケジュールにおいて、本質的に重要ではない予定をできるだけなくしていくことからチャレンジしていきましょう。

◎自己研鑽しないと生き残れない

日本の優秀とされるビジネスパーソンでも、グローバルで見るとまったく勉強していないという事実があります。社内用の資料をつくるために残業したり、夜は社内の人と飲みに行ったり接待に行ったり、週末も仕事関係の人たちとゴルフに行ったりしている。だとすると、グローバル市場で日本企業の競争力が落ちるのは、あまりまえではないでしょうか。

◎「うちの会社は~」「うちの部署は~」

厄介な問題として、マネージャー層の人間が、社内の制度やしきたり、社内政治などに最適化し過ぎてしまっている問題があります。会社でうまく生きることが最重要事項になっていて、「なんのために仕事をしているのか?」という部分がすっぽり抜けてしまう。そんな状態のマネージャーが少なからず見受けられると思います。ビジネスは法律に従うことを大前提としたうえで、なにが最優先事項になるのかというと「社会貢献」です。

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