評価 (3点/5点満点)
「いつ、どこで、どんな瞬間でも、ひらめくスキル」を書いた本です。
ひらめきとは、見事なアイデアや考えを、魔法のように思いつくこと。画期的なアイデアだったり、誰もがあっと驚くようなものだったりしなければいけないと身構え、重く考えてしまうかもしれません。でも、始めは些細なひらめきでいい。
ひらめきは才能やセンスではなく、スキルだと言います。誰にでも身につけることができ、その人だけのオリジナルを生み出します。
「ひらめきの素材」が増えて「情報の扱い方」が上手になることで、情報と情報を自由に結びつけることができるようになる。これが本書で定義する「ひらめき」です。(P.182)
・染みついた常識を変える。
・学びを結果に変えるには、学んだ直後の30分以内に振り返りをする。
・「ひらめきの素材」を増やす。
・「ひらめきの素材」をもとに、「ひらめきのメモ術」で「思考のデータベース」を構築する。
「読書」「情報収集」「思考法」「お金の使い方」「習慣」「メモ術」「仕事術」これらの誰もがやっていることに、皆さんが知らない方法でひらめきのスキルを上げていきます。
それを実現することで、替えの利かない特別な存在になり、市場価値のある人材にレベルアップできると思います。
【my pick-up】
◎成果の出ていない人の主張に、耳を傾けない
やってしまいがちな間違いが、「聞くべき人」ではなく「聞きやすい人」に意見やアドバイスを求めることです。
結果を出している人は往々にして立場の高い人たちなので、むしろ「聞きにくい」相手です。「ちょっと恐れ多い」とか「迷惑がられるかな」と感じることもありますが、それを越えて意見を求めることが大事なのです。