厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2019年66冊目『インディペンデントな働き方』

2019-01-13 20:34:21 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

会社や組織に頼らない「インディペンデントな働き方」を実現する。それがこの本のテーマです。

それを実現するには、サラリーマンの呪縛から解き放たれなければなりません。

口うるさい上司、話を聞かない部下、嫌味な同僚、面倒な取引先など、会社で頭を悩ませ、心を苦しめてきたことのすべてが、辞めた瞬間に、まるで憑き物が落ちるかのように「どうでもいいもの」になるのです。私たちは会社を辞めた瞬間に「どうでもいい」と思えてしまうもののために、日々ストレスを抱えたり、自分を犠牲にしたりしているかもしれません。

サラリーマンの呪縛を解き放つ7つの人生戦略

1.あなたは100歳まで生きる

2.好きなことファーストで考える

3.サラリーマン根性からの脱却

4.収入源を2つ以上もつ

5.自分の力で稼ぐ

6.オールドタイプに成り下がるな

7.ドリームキラーに負けない

人生100年時代では、誰もがどこかで独立して働くことを経験することになります。私たちは学校を卒業して社会に出たように、いずれ会社勤めも卒業し、自力で生きていくことになるのです。

そういう意味では、まだ時間が膨大にあります。この時間を使えば何でもできるはずです。

人生のやり直しさえ不可能ではありません。「人生の第2創業」と、ポジティブにとらえましょう。

【my pick-up】

◎「多読」のすすめ&エリートにはなぜ「読書家」が多いのか

私は1か月あたり30冊以上の本に目を通しています。この生活はもう、20年近く続いています。私は、起業に必要な知識を「本から得よう」と決意しました。とにかく、本という本を手当たり次第読みました。独立してからもなお、私の読書のペースは落ちていません。むしろ経営者として生きている現在のほうが、本から得る学びや気づきの量が多くなっていると感じます。立場が上になればなるほど、「人から教えてもらう機会」が減ってしまうからです。自分から新しい知識を取りにいく姿勢が重要なのです。

ビジネスエリートが読書を通じて得ているもの。それは「知識」そのものではなく、「思考のきっかけ」です。読書の量が増えれば増えるほど、ある一定のパターンが見えてきます。読書の量を増やすと、世の中の「原理原則」が見えてきます。

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2019年65冊目『論理的思考力が飛躍的に高まる 大人の「読む力」』

2019-01-13 20:27:10 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

論理的な文章は、書き手の論理的な思考が、目に見える形になったものです。

この本では、論理的な読み方、言葉の扱い方を、目に見える形で示していきます。

・文章は「全体」と「部分」で読み解く

・正確な理解には、「一語への注意力」が大事

・完成された文章は、「意味がすべて繋がっている」

・名文は、「省略」を効果的に用いている

・書き手は、訴えたいことを「具体例」も用いて伝える

・「接続語」を自分で捕えれば、読めている証拠

・「行間の意味」は、本文に記されているものから読み取る

日経新聞の朝刊1面コラム(春秋)や、小林秀雄『考えるヒント』などをもとに、論理的な読み方を伝授します。

本書で読んで、大学受験の現代文読解を思い出しましたが、そのノウハウは大人になってビジネスにも活用できるんですね。

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2019年64冊目『年収1億円の社長が教える「上手に捨てる人」と「捨てるのが下手な人」のルール』

2019-01-13 20:13:06 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

投資。読書。語学の習得。私が決めた自分の人生で大切なのはこの3つ。これが、私のライフワークです。これらの習得には当然のことながら、それなりの時間を要します。この3つを、自分が納得するまでやり切るためには、他のことを捨てるくらいの気持ちが必要だと考えています。(P.42)

その結果、「年収1億円の社長」となった著者が、これまでに培ってきた捨てる技術をまとめたものです。

まずは〝1日1捨て〟から。特に難しいスキルも、お金もかかりません。自分の気持ち1つでできることです。

どんどん捨てることで、最後に残ったもの。それこそが、何ものにも代えがたい大切なものです。捨てることは、自分の人生を選ぶことでもあります。

また本書では、著者がこれだけは捨てられない読書の魅力と効用についてもお話しています。

【my pick-up】

◎「読書する人」は1年に2400冊の本を読み、「読書しない」人はテレビやセミナーに時間を盗まれる

私は、月に200冊、年間約2400冊の本を読んでいます。1日のうち3時間、あるいはそれ以上の時間を読書に確保するためには、それなりの決意が必要です。私のおすすめは、テレビを見ないこと。毎日の読書時間を確保するためには、意識的な時間の過ごし方が肝になります。

じっくりと学びたいのであれば、セミナーよりも読書がおすすめです。1冊の本をじっくり読むだけで、1回のセミナー以上の学びや気づきがあると、私は考えています。セミナー参加に費やす手間や時間、費用を使えば、驚くほど多くの本が読めるでしょう。読書ほど手軽で確実な学習法はありません。読書することで、自分自身の考え方が日々刷新され、バージョンアップしていくのを実感することができます。自分で読み、自分で考える習慣は、一生ものの武器になるでしょう。例えば、1日に7冊の本を読むことは、7人の賢人の話を聞くのと同じです。

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