ヤル気のない部下をクビにして何が悪い!!-誰も教えてくれなかった上司の本当の仕事101 価格:¥ 1,500(税込) 発売日:2007-11-29 |
過激なタイトルであるが、「はじめに」にもあるとおり本題は「上司であるあなたが率先して動き、誰よりも汗をかき、ヤル気のない部下のモチベーションをいかに上げるか」ということである。
著者である国吉拡氏は経営コンサルタントであるが、現場を知らず抽象的かつピントがズレた経営コンサルタントの本とは一線を画す。様々な経験を積んできたビジネスマンであれば、納得できる部分が多いと思う。
上司としてのマネジメントに関する本の中でも高く評価すべき1冊。
<my pick-up>
”私の感覚では、「動機付け」で行動を変えられるのは三割くらいの部下だけだ”
”能力は高いが報・連・相しない部下より、多少仕事ができなくても、タイミングの良い経過報告をする部下のほうが人間的にも好かれるし、着実に伸びていくものである”
”危機感が強ければ強いほど、上司は先をみて準備・段取りを綿密に行い、手を打とうとする”