そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

散歩で見つけた面白いモノ

2009年09月14日 | マクロで写す雑草や昆虫など
裏の小さな湧き水の水路の上に、セリやミゾソバなど草が生い茂っている所があります。

そこへ今年の春に、我が家のツユクサのタネをたくさん播きました。
しっかり芽生えて、今の季節まだ咲き続けています。

気づいていらっしゃる方も多いでしょうが、朝晩の気温差が大きくなってくると、青い花の色はとても鮮やかになります。


その横にはドクダミが茂る場所があります。

その中に、こんなチョウが羽を休めていました。
キマダラセセリです。

珍しいチョウではありませんが、イチモンジセセリが多い中では、ちょっと目立つ色ですね。


草の茂みになにやら光っているものがありました。
しゃがんで見ると、こんなものです。

お魚の鱗みたいですが、よく見ると模様がありました。
形が葉っぱのようで、とても気に入りました♪

写すために木切れの上に乗せましたが、落ちていたのは草の中です。
大きさは、長いほうが1センチくらいです。
いったい何なんでしょう?

光を当てると輝くのではないかと思い、角度を調節してみると・・・

見えましたよ~こんな色が!


水滴とはまた違った落着いたやわらかな輝きです。



そのそばには、こんなものも。

何かの抜け殻のようですが??

もしかしてカメムシ?!

裏返して確認してみました。

口の先の針が見えています。
これは、たぶんカメムシです。
カメムシの抜け殻、長い間欲しい欲しいと思い続けてきたのですもの。

間違いないとは思いつつも、心配だったのでくまじろうさんのHPの掲示板で見ていただいたら、「カメムシですよ~」と!!

とてもうれしかったです
ヘンなものが大好きな、どんぐり屋でした



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行き逢い(ゆきあい)の空

2009年09月11日 | 9~11月の空
去り逝く夏と、巡り来る秋と。

二つの季節が空で行き逢うさまを、昔の人は「ゆきあいの空」と名づけました。

<夏と秋のゆきかふ空のかよひぢは かたへすずしき風や吹くらむ>
(古今集・凡河内躬恒おおしこうちのみつね

「行き合い」と書く場合も多いようですが、「行き逢い」の方に、より情緒を感じるので私はこちらを使っています。


夏の入道雲は天頂に向かってどんどん背丈を伸ばしていきます。

その夏も盛りを過ぎると、やがて北からのジェット気流が吹き込み始め、筋雲が姿を見せます。
他にも、ひつじ雲、鱗雲、さば雲なども見られるようになりますね。


その様子を一枚の写真に収めようと思うと、なかなか良い条件の空とはめぐり合えず、毎年四苦八苦するはめになるのです


秋の代表的な雲です。

ひつじ雲

雲の一つ一つの固まりが、ふわふわとしていて、やや大きめです。


さば雲

雲の列と青空の部分の並び具合が、サバのお腹の模様に似ています。


うろこ雲

お魚のうろこが光に当たってキラキラと輝くような感じの細かな雲です。

もっともこの雲は「イワシ雲」であるという人も居ます。
でも、どちらも雲の名前で言えば巻積運なので、神経質に区別しなくてもいいのかもしれませんね。

ちなみに『雲の名前の手帳』(高橋健司著・ブティック社)にも「いわしぐも・あわぐも・うろこぐも」と同じ雲の呼び名として書かれています。


< 水の精 姿を変えて秋の空 >


最後にもう一枚見てください。
私がとても好きな雲模様です。



9月20日は「空の日」です。
あなたも、秋の空、見上げてみませんか?




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久々の彩雲

2009年09月11日 | 虹・彩雲・アーク
先日の入道雲の爆発(?)と同じ日の、もう少し早い時間でした。

全体の空の感じから、もしかしたら・・・という予感。

少し日が翳ったので、太陽が隣の建物の陰になるような角度から覗いてみると!!!


かなり光がきつかったので、思い切って露出捕正-1.7にしました。
なので空は暗くなりましたが、彩雲の色はきれいに出たように思います。

この雲は単独で流れてきたので、これが行ってしまうまでの短時間のことでした。


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夏の終わりの昆虫たち

2009年09月09日 | 昆虫&生き物
食欲旺盛のマメコガネです。

まあ、こんなに食べちゃって・・・お花を食べるからあなたは嫌われちゃうのよ!
などと言いながら、花の裏側を覗いてみると、

あらま!失礼しました・・・ イトカメムシの仲間のご夫婦です。

ヒメイトカメムシでしょうか?

もう一匹、横の方にいるのは振られたのかな? 
この世界も競争が激しいようですネ


そしてムクゲの花には、薄緑のきれいな昆虫が。

ミドリグンバイウンカです。

よくさがすとフヨウの花にも居ました。

そばにある小さなものは、卵なのでしょうか?

すぐに花は散って地に落ちて腐っていくのに、その中でどうやって暮らすのでしょう?
どなたか教えてください!



近くの草むらには

初めて見る、込み入った模様のゾウムシが居ました!!
クロフヒゲナガゾウムシというらしいです。


グンバイムシの仲間(たぶんアワダチソウグンバイ?)もいました。
これは3ミリくらいです。
 
お相撲の行事さんが持っている軍配に、体の形が似ているので、こんな名前が付いたようです。
"
透かし模様の翅がおしゃれですね。


秋が近そうですが、この分では、まだまだたくさんの虫が、あちこちで暮らしていそうです。



この日の空です。



< 夏らしき雲を見ぬまに 時流れ
              
              巻雲連れて 秋は来にけり >



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9月4日・空からの残暑見舞い?

2009年09月07日 | 9~11月の空
今ごろになって、この夏一番と思われるような立派な入道雲が、姿を見せてくれました!


最初の写真は夕方5時55分です。

まだそんなに大きくない雲の塊です。
でも、どこかしら迫力が感じられ、夕陽の光もあって見事でした。


お坊さんが座っているような、雲のかたまりに見とれているうちに、やがてこんなに盛り上がってきました。

わずか7分後の姿です。 
これは面白くなりそうです♪



そして、さらに4分後には、こんなに伸びて!

夕陽を受けて、輝く雲。
まるで生き物のように・・・まだまだ伸びそうでした。

なにに見えますか?


しばらく見とれていたのですが、6時を過ぎているので、さすがに夕食の支度にかからないと、ちょっと困ったことになりそうです。

さすがに夕陽の光も少しずつ弱ってきたので、そろそろ見ごろは過ぎたかな、と自分を納得させて、台所へと引っ込みました。


ひとしきり夕食の段取りをしてから、やっぱり気になるので、窓へ戻ってみると
、ワッすごいことに・・・入道雲の大爆発です!

大きな写真で、見づらい方ごめんなさいね
6時22分です。


上の写真の状態からまだまだ伸びたものの、とうとう天頂につかえて崩れてしまったのですね。
「ふ~~疲れたよ、、、、」って感じが漂っていますねえ。


雲が出来始めてからだとたぶん40分位の間のことだったでしょう。
さすがに夕立を降らせるほどの力は無く、このまま広がって消えていきました。


しかしまあ、めったに見られないような雲のショーで、とてもドキドキしました。
少し感動が伝わりましたでしょうか?



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初めて見た「月光柱」

2009年09月06日 | 月のある風景
こんなふうに、雲の上下に光が伸びていました。

太陽なら「それ太陽柱!」と喜ぶところですよね。

しばらく見えていたので、ふと「もしかして、これが噂の月光柱?」と気がつき、急いでシャッターを押しました。

そうかどうか、自分では判らないので、虹色のものではなかったけれど、空の現象に詳しい人たちが集まっている虹色通信掲示板に投稿して見ていただきました。

すぐにソリトンさんが、「月光柱っぽいですね」と回答を下さいました。
断定ではなく「ぽい」だけれど、それでも、やったヤッタ!!!

このあと、気象予報士で空の出来事にも詳しいわぴちゃん(岩槻秀明さん)も、コメントを下さり、月光柱で間違いないようです!!



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病気持ちであればこそ!

2009年09月04日 | ポエム&好きな言葉
中岡さんのこと、私は知らなかったのですが、TVなどにもご出演の有名な方のようですね。

お名前を検索すると、たくさんの記事や写真がヒットしますし、ご本人の元気の出るブログも見にいけます。

新聞の記事から、要点を引用してみます。

>日航の客室乗務員をしていたときに、遠位型ミオパチーという難病を発病。
徐々に進行して「10年前後で歩けなくなる」といわれて絶望。

実家で泣き暮らすうちに、とうとう杖を使っても立てなくなり、そのときに
泣いても笑っても一日は同じ
と気づいて、新しく活動を始められたそうです。

今は、NPO法人「希少難病患者を支援事務局」の常任理事として全国で講演などの活動をされて、多くの難病の方々を励ましたり、国に支援を求める活動をされています。




先日、中岡さんの記事を読んだとき
「泣いても笑っても一日は同じ」という言葉に、強く同感しました。

私も治らない病気を抱えています。

病気はつらいです。
でも、くじけないで頑張っていると、病気にかからなかったら見えなかった世界が見えてきます。
それまでの自分とは違った自分を発見できます。

病気持ちであればこそ! の人生が生きられます。
これは、けっして負け惜しみではありません。

            

このブログを見てくださっている方々の中にも、病気や障害と二人三脚の人生を生きている人、きっといらっしゃるでしょう?

どうかめげないで!
その病気や障害がなかったら生きられなかったような人生を、励ましあいつつ生きようではありませんか!!

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面白いカニの子供を見ませんか?

2009年09月03日 | HP&ブログ記事の紹介
先月のチリモンの中に入っていた、大き目のメガロパ(カニの子供)なんですが、肉眼では解らなかったのですが、写真を見るとなんとも愉快なんです。

ぜひ見に来てください。
特にワンコ大好きの方はお見逃しの無いように!
こちらです


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生きるためには!

2009年09月02日 | 昆虫&生き物
そうです、カマキリがかくれんぼしています。
遊んでいるわけじゃありません。 餌を待ち伏せしているんです。


以前に金柑の花を写していた時に、チョウがやってきたのでカメラを向けていました。
シャッターを押そうとした時に、横合いからサット何かが飛び出しました。

これです!

キャッチした一瞬です!

私は気が付いていなかったのですが、葉っぱにまぎれて狙いを定めていたのでしょう。
恐ろしい位の一瞬の出来事でした。



またある日、足元の草の中で何かが動いているので、しゃがんで見ました。

クロムネアオハバチがいます。
ちょっと弱り気味ながら、まだかなり元気に生きているというのに、アリが取りついていました。

じっと見ていると、アリさん、段々大胆になり・・・

結局はハバチが、アリを振り払って去っていったのですが、すごいなあと思いました。



またある日、同じくアリですが、アブラゼミの羽が落ちていたのを引っ張っています。

アリにピントが合ってないのですが、見えますでしょうか?

なぜピントが合ってないかというと、アリがけっこうなスピードで羽を引っ張って移動していたのです!!

セミの体の部分を分解してはこんでいるのはよく見かけますが、羽を引きずっているのは、あまり見ません。
頑張って持ち帰っても、巣穴に入れないですよねえ?
穴の前で分解するのでしょうか?

アリの大きさの見当はつけていただけるかと思いますが、すごい力でしょう?



小さな生き物たち
自分で頑張るしかない。
誰を頼ることも出来ないし
そんな気持ちも持たない。

私なんて、家族に庇護されてのほほんと生きてるというのに。
せめて、出来る範囲の中で家事に励むとしましょうか・・・


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かわいいでしょう?

2009年09月01日 | 本の紹介・その他いろいろ
そうです、マシュマロのワンちゃんです。

ブログのお友達に頂いて、あんまり可愛いので長く飾って眺めていたのです。
でも、賞味期限が迫ってきたので、今日はいただくことにしました。

よって、記念撮影であります!
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