そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

病気持ちであればこそ!

2009年09月04日 | ポエム&好きな言葉
中岡さんのこと、私は知らなかったのですが、TVなどにもご出演の有名な方のようですね。

お名前を検索すると、たくさんの記事や写真がヒットしますし、ご本人の元気の出るブログも見にいけます。

新聞の記事から、要点を引用してみます。

>日航の客室乗務員をしていたときに、遠位型ミオパチーという難病を発病。
徐々に進行して「10年前後で歩けなくなる」といわれて絶望。

実家で泣き暮らすうちに、とうとう杖を使っても立てなくなり、そのときに
泣いても笑っても一日は同じ
と気づいて、新しく活動を始められたそうです。

今は、NPO法人「希少難病患者を支援事務局」の常任理事として全国で講演などの活動をされて、多くの難病の方々を励ましたり、国に支援を求める活動をされています。




先日、中岡さんの記事を読んだとき
「泣いても笑っても一日は同じ」という言葉に、強く同感しました。

私も治らない病気を抱えています。

病気はつらいです。
でも、くじけないで頑張っていると、病気にかからなかったら見えなかった世界が見えてきます。
それまでの自分とは違った自分を発見できます。

病気持ちであればこそ! の人生が生きられます。
これは、けっして負け惜しみではありません。

            

このブログを見てくださっている方々の中にも、病気や障害と二人三脚の人生を生きている人、きっといらっしゃるでしょう?

どうかめげないで!
その病気や障害がなかったら生きられなかったような人生を、励ましあいつつ生きようではありませんか!!

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17 コメント

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素晴らしいです。 (マナティ)
2009-09-04 17:48:19
ご自分の置かれている立場の認めた上でなお
前向きに生きられる勇気を与えて下さっています。きっと同じようなご病気で悩まれている人々に暖かい光を照らしてくださるでしょう。

私は元気に過ごさせていただいていますので、本当に感謝して生きなければならないと
思い知らせれます。
ちょっと長くなりますが、今月に入って施設にいる母の具合が悪くなり、本人の意思で食事を拒絶しております。現代医療では骸骨のような
手足を縛って血管を切開しての点滴や
IVHをして栄養を入れたほうがいいという判断ですが、私たち子供は母の意志を通す事に決めました。
最後まで嫌なものは嫌だと抵抗できるようにしてやる方を選択しましたが、時間の問題です。
生命力をただ見守るだけしか出来ない忍びない辛さ分りました。変わってやりたいと思う今日この頃です。人生学ぶ事ばかりです。余談を
すみません。
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今晩は! (peko)
2009-09-04 21:10:22
昨年夫が突然肺気胸になり緊急搬送されました。奇跡的にも助かったものの治療中に肺癌が発見され、夫共々奈落の底に突き落とされた時期がありました。
懸命に介護し夫も頑張ってくれたお陰で今は連れ立って写真を撮りに行くくらいになりました。
治らぬ病ながら上手く付き合って行かねばと心を切り替えてくれました。
不安は付きまとうものの明るく毎日を送っています。

一時は自分の生死は自分で決めると言ってましたが、医師と家族と本人の相談で何とか今日があるようです。

生きる事を止める決意は本人も回りも心の痛手は大変なものだと思います。
病と連れ立っては言うに言われない辛さがあります、どうぞご無理なさいませんように・・・
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エール! (きしちゃん)
2009-09-05 06:08:27
何事にも言えることですが、
気持ちが落ち込んでしまうと、
良い発想も思い浮かばないし、
良い行動にも結びつきません。
結果、無気力になり、
ますます気持ちが落ち込んでしまい、
悪循環が進行します。

分かってはいるのですが、
人の心は、意外にコントロールできない、
難しいものですね。

「多くの仲間がいて」「幸せな日常の環境があれば、」それが、ポジティブな発想に繋がり、どんな苦難でも乗り越えられると思います。




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追伸! (きしちゃん)
2009-09-05 06:27:35
追伸です!

元気が出る曲を一曲!
「あみん」 の 「ひまわり」という曲です。

私は、休日の日の明け方に
そぅ、今くらいの時間に良く聞きます!

一見、懐メロのようですが、
2007年に発売されています。
ちなみに、B面? ぃゃ 2曲目は
「待つわ2007」です。

皆様の「元気の出る一曲」は、
どんな曲でしょうか?

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Unknown (leezzz)
2009-09-05 10:57:56
この歳までずっと生きてきて、何かが起きてもなんとかなると思っていたのに、どうやってもなんともならないという壁にぶち当たったとき、自分の無力さを感じました。
人間って無力だ…だからこそ前向きで生きていかないといけないって思った結果が今の私です。
本当はもっと早くに介護の勉強を始めていればよかったと後悔なんですが、なるべく両親の支えになれるように今は頑張るつもりです。
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マナティさんへ (森のどんぐり屋)
2009-09-05 11:10:18
お母さまを見守られているご親族の胸中、お察しいたします。
でも、お母さまのご選択は素晴らしいです!

以前に『老いと死から逃げない生き方』(中村仁一著 講談社)で読んで、深く記憶に残っていることがあります。

この方はお医者さんです。

命が尽きる日が近づいた時、食べられなくなる、食べたくなくなる、あるいは水さえも受け付けないという状態がやってきます。

そのままにしておけば、やがて体的には飢餓状態となる。
見るには忍びないかもしれないが、本人は一種の恍惚状態となり、非常に安らかに死を迎える事が出来るように思う。

無理に点滴などして、正気の状態に引き戻そうとするのは、残酷極まりない事である。

そのように書かれていました。

たくさんの患者さんの最後を看取られての実感だと思います。

これを読んで、私も「尊厳死協会」に入り、リビングウイル」のカードを頂いています。
家族にも、無駄な延命治療はしないようにと、くれぐれもよろしくと頼んでいます。

どうか、静かにお母さまを見守って差し上げてくださいませ。
きっと、苦しまれることの無い、素晴らしい旅立ちとなることっでしょう。
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pekoさんへ (森のどんぐり屋)
2009-09-05 11:21:50
大変な経験をなさいましたよねえ。
ブログを拝見しながら、お気持ちをお察ししておりました。

私は、母が生まれつきの障害と病を二つも抱えていましたので、治らぬ障害や病とともに生きる姿は見慣れていました。

それでも79歳まで生きました。

寿命は、生まれてくるときの神様仏様との約束で、人知ではいかんともし難い
と、母は常々申していました。

与えられた寿命を精一杯生きる。
その中で自分に出来ることで、人様のお役に立つよう努力する。
深く信仰を持つ。

これが母のモットーでした。
そして、そのように見事に生き切りました。


人生に無駄なことは一つも無く、どんなことも自分に必要だから経験するようにという点の配慮であるとも言われます。

なにかしら、この世に使命が残っているから生かされているのです。
手探りでその使命を探しながら、今日もできるだけニコニコと生きたいなあと思っています。
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きしちゃんへ (森のどんぐり屋)
2009-09-05 11:30:54
気持ちが落ち込まないように、自分で引き立てていく・・・これはなかなか難しいですね。
一度はウツを経験した私ですので、その難しさよく解っているつもりです。

ご自分を励ましてくれる音楽をお持ちというのは、素晴らしいです!!
あみんは、さだまさしのファンでしたよね。

私はさだまさしが好きでした。
とことん落ち込んで、もうだめというときにも、さだのコンサートに行けば、ふつふつと元気が湧きました。

そのコンサートにも行けなくなって、CDを聞くしかないのですが・・・

もう一つ、カンツオーネの「カタリ カタリ」が一番の元気の素です。

与えられた境遇の中で、孤独や病苦にめげずに暮らすために、音楽は欠かせぬ友ですよね♪♪
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心の元気 (コジパピ)
2009-09-05 11:41:30
色んな思いをなさって、でも今どんぐり屋さんはとても明るくて、温かく優しいお人柄で皆さんに逆に元気づけてらっしゃるのですね。
中々出来ることではないと敬服します。優しいお人柄は子供さんにも反映して、楽しく過ごされてるのですね。
過去にとらわれず、前向きでいらっしゃる姿は皆さんへのお手本となることと思います。
病気というものに負けず、プラス思考で今まで通りのどんぐり屋さんでいらして下さいね。でも決してご無理のないようになさってください。

昨日コメントしましたが、受け取れないとのことでどんぐり屋さんの分も消えてしまい、???の気持ちでおりましたが、今日は届きますように!!
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leezzzさんへ (森のどんぐり屋)
2009-09-05 11:41:57
ブログを拝見していると、色んな大変な局面が伝わってきます。
お気持ち、少しはお察しできるつもりです。

人間って、すごく無力な部分と、とても大きな力を持つ面があるのではないでしょうか?

思いりとか優しさ、言葉にしてしまうと薄っぺらいですが、とてつもない力を持っていると思います。

誰かが自分のために一生懸命になってくれている、心から大切の思ってくれている、そう感じた時、人は至福の気持ちになれるでしょう。

この世のことは「結局はなるようにしか
ならない。しかし、何とかなっていくものだよ」と、これは片足を切断した親友に送った父の言葉です。
この言葉で、その人は絶望せずに努力をかさねて、かなりのご高齢まで頑張って生きられました。

私が離婚して、子供と共に食べる心配までするような生活をしているときに、その人の奥さまが、この言葉を、今度は私に贈ってくださいました。

leezzzさん、何とかならないと思わずに!!
現実に、今新しい一歩を踏み出そうとなさっているじゃないですか!
ご自分のお体も大切になさりつつ、どうぞ頑張ってくださいね。
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