そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

み~つけた♪

2007年09月12日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
< その1 >

ある時、こんなものが目に入りました。
ん? きれいだけれど、いったいなんでしょう?


それからしばらくして、今度はこんなものが・・・


なんとなく、上の写真のものに似てるでしょう?
これをちょっといたずらして形を変えると、上の写真のようになりそうです。

何かの綿毛らしいけれど、いったい持ち主は誰なんでしょう?


そして、きのう。
写真の整理をしている時に、ふと見たこの写真。


これだっ!
と思いました。
これは、名前は知らないのですがアザミの仲間の花の綿毛です。

これが風に乗ってフワフワと旅をして、草の茎にひっかかっていたのでしょう。
特に一枚目に写っているのは、なかなかきれいなものでした。

でも、誰がどうやって、あんな形にしたのでしょう?


< その2 >



これはおなじみのオジギソウです。
可愛らしい花です。


ところが、横を見るとこんなものが。


ご自宅で植えたことがある方には珍しくないでしょうが、これはオジギソウの実です。
花のイメージとは合わなくて、ちょっとビックリ。

このふくらみの一つ一つに種が入っているのですね。
しばらく葉っぱを触ったりして、遊んで帰りました


< その3 >



ピントがずれてますが、カタバミの仲間の芽生えです。

植木鉢で見つけたのですが、最初の葉は双葉なんですねえ!
当たり前なのかもしれないですが、おろかな私はそんな想像はしていなかったので、新鮮なショックでした。
どうぞ笑ってください。

でも、もしかして一緒に感動してくださる方が一人でもいらっしゃたら、ウ・レ・シ・イ・ナ!!
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空ばかり続きますが・・・

2007年09月11日 | 夕やけと薄暮
これは18時08分です。

昼間は暑かったのですが、夕方には涼しい風が吹きはじめました。
きっときれいな夕焼が、という期待に応えてくれた空です。

日が沈む直前、淡いですが彩雲も現れました。






それから15分後には、こんな色に。


言葉はいりませんね。

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あんな雲・こんな雲

2007年09月10日 | きれいな空と雲
<犬雲>

これは私が勝手に付けた名前です
入道雲があまり発達しなうちに、風に流されて横に広がってしまったのでしょう。

右側にシッポがあって、走っているイヌのように見えたのですが・・・ちょっと無理でしょうか?



鉄床雲(かなとこぐも)


これは、雲の本にも出ている本当の名前です。

入道雲がどんどん上に伸びて、成層圏界面に達したのでそれ以上伸びられなくなって、横に広がったものです。
地球を取り巻く大気の一番高い所まで伸びた雲。
そこまでの高さは、赤道で18キロ、極では8キロなんだそうです。

てっぺんを見ると「あ、あそこが地球の空気の行き止まりなんっだ!」と、ちょっと感動。

(鉄床とは、鍛冶場で鉄を鍛えるために乗せて打つ、台のことです)

同じ鉄床雲でも、朝顔の花を横から見た形のものは「朝顔雲」と呼ばれるそうです。(『雲の名前』高橋健司著・角川書店)
これなどは、それに近いかしら?

上の写真とほとんど同じ場所に現れているのが、竹の形でお解りになるでしょう?

ここは、入道雲の指定席なのです。




<冷たい空に>

先の方は、さば雲みたいですが、一部分だけなので、特に名前はないと思います。
冷たい空気が入ってきていた日の午後に見ました。

こんな雲は、あっという間に消え去るので、見ていると変化が面白いです。
彩雲になると、さぞきれいだろうとおもうのですが、そううまくはいきません。



<風にあおられて>

これは先日の台風の頃です。

雲のあるところでも、とても強い風が吹いているようで、波が跳ねているようなダイナミックな雲です。
これも、たちまち形を変えて飛び去ります。



<雷さまを乗せて>

雷雲と呼ばれるのは積乱雲だと思いますが、この雲には、いかにも雷さまが乗っかっていそうでしょう?

うわぁ~夕立かなあ・・・と思っているうちに、ゴロゴロ鳴り出しました。
雲は広がって、空が暗くなりましたが、雨は降らずじまいでした。


        

雨をいっぱいにはらんだ 重い雲

氷の粒でできた 冷たい雲

風に吹かれて すぐに形の変わる雲

色んな雲が

今日も空に浮かんでる



悲しい時も

いやな気分の時も

空を見ると 気持ちが休まるね

また がんばってみようかなって

思えるね







ひさしぶりに、いかがですか?
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白露

2007年09月09日 | 虹色いろいろ
朝方涼しくなって、草の葉に露が置く頃・・・昔風に言うと、夏の間の「陽気」に「陰気」が占める割合が多くなってくるのだそうです。

夏の朝の水滴は、植物が自分で地中から吸い上げて、それが葉先に宿るのがほとんどです。
でもこれからは、夜の間に冷えて出来た水滴が、葉につくようになります。



写真は、そんな水滴に朝の光が当たって虹色に輝いているところです。
ピントをずらして写すと、こんな不思議な色が見えます。



もう一枚。これは以前にもUPしたので、覚えておられる方がいらっしゃるかもしれません。



今日は日曜で、更新はお休みの日です。
コメント欄は閉じさせてくださいね。


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タツノオトシゴ

2007年09月08日 | チリ、プチモン・オクリカンクリ・貝がら
このブログでは、たぶんおなじみになったと思いますが、チリメンモンスター(チリモン)の中のタツノオトシゴです。
種類とかはまったく知らないのですが、たまたま大きさが色々揃ったので、おもしろ半分に並べてみました。

いつものように、ブルーのスケールのヒトますは5ミリ四方です。

小さいのは見落としてしまいそうなくらい小さくて、それでもちゃんと「タツノオトシゴ」してるので、とっても可愛いでしょ?

お名前をご存知の方がいらっしゃったら、ぜひぜひ教えてくださいませ!

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台風大丈夫でしたか?

2007年09月07日 | 本の紹介・その他いろいろ
いつもここへコメントをいただいている方々は、ご本人や他のリンクされているサイトで確認させていただきましたが、ほとんどの方は、大きな被害は受けておられないようで、ほっとしています。

でも、いつも見てくださっているロムの方々、確認の方法が有りませんので、心配です。
いかがでしたか?
ご無事であることをお祈りしています。

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夕焼空の展覧会

2007年09月07日 | 夕やけと薄暮
夕焼色の飛行機雲です。
とてもよく晴れていたので、青空に映えて、印象的でした。

一本の雲だけなので、ちょっとお間抜けな写真かしら?
でも、とても良い感じだったのですが・・・




雲が、とてもきれいな日でした。

空気が澄んでいたので、夕陽の光も強くて、遠くの団地の建物が赤く染まっています。





時には、こんな光も!

太陽が雲の中に隠れて、そこから光が放射状に飛び出してくるのです。
光芒と呼びます。

昔の人は、この光が射してくるところが「西方浄土」で、仏様がいらっしゃると思ったかもしれません。

そう思いたくなるような光です。




やがて陽が沈むと、空の低い所にある雲は黒くなってきます。

この日は、北の空(山の方向)が最後まで赤く焼けていました。





もうすぐ暗くなってきます。
今日の最後の光です。

秋の空だと、上の写真の後は、あっという間に暗くなるのですが、夏の空はいつまでも明るいですね。

明日もいい日になりますように



小さな希望でいいのです

「こうだったらいいなあ~」

そう想うことを

「こうなりますように」と

心から祈って

今日の光を見送りましょう


ほら

空の向こうで

天使が 手を振ってますよ

「だいじょうぶ きっと良い日になるからね」








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ヘクソカズラの花の不思議

2007年09月06日 | 9~11月の草木
少し前から、ヘクソカズラがたくさん咲いています。

これの花は、名前に反して、けっこう可愛いと思いません?
その花の中心部に赤い所があります。

そこがこのように五角形のと



こんなふうに丸いのがあります。

ご存知でしたか?
私は、去年の夏に気がつきました。

どうしてなのでしょうねえ???

その理由や、もっと他の形のをご存知でしたら、ぜひ教えてくださいね。

とお願いしたら、下のコメントで珍しい花を教えてくださいました。
こちらで、見せてもらってくださいね。

http://ryoya.blog1.fc2.com/blog-entry-1126.html

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ツユクサの花の一日

2007年09月05日 | 6~8月の草木
ツユクサは、とても早起き。
朝日が射し始める頃に、花が咲き始めます。

これは8月半ばの、6時27分の姿です。



つぼみは、咲く予定の前の夜には、こんな形でスタンバイしています。
ちょっと失礼して、覗いてみました。

右側のは、既に咲き終わって萎んだ花です。




開きたての花は、元気が良くて颯爽としています。




それが昼前になると・・・

オシベが少しずつ巻き上がり始めます。



そして昼過ぎ。

すっかり巻き上がったオシベの花粉が、メシベにしっかり着きます。

ツユクサの花は香りもせず、密もほとんどないので、待っていても昆虫はやってきません。
だから、さっさと自家受粉をします。
偉いですね~!



受粉を終えると、もう花の仕事は終わりなので、花びらが融けはじめて、店じまいの準備です。

これは午後1時過ぎです。



3時半にはこんな姿になって、

お店のシャッターを下ろしました。
お疲れさま~~

たった10時間ほどの花の命ですが、やがて花の付け根に青い小さな実が出来て、それが弾けるとタネが飛び散ります。

タネはたくさん出来るし、発芽率も良いよです。

木曾にある島崎藤村のお墓を訪ねたとき、一面のツユクサが茂り、それは見事な眺めでした。



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移りゆく季節

2007年09月03日 | 9~11月の草木
行き合いの空

夏の雲は、垂直方向に発達する入道雲。
秋の雲は、水平に伸びる巻雲やうろこ雲。

それらが出会って挨拶を交わしているのが<行き合いの空>
暑さの中に、一番に感じる“秋”かもしれません。


花の色が濃くなって

草むらの中に咲くツユクサも、季節が進むと、花の色が濃くなってきます。

朝つゆが冷たくなってくる頃の現象のように思うのですが、なぜなのでしょう?



残された翅

草の上に落ちていたクマゼミの翅。

ここにも露がビッシリ付いて、朝日に光っていました。


体の柔らかい所はアリやゴミムシなどに提供して、硬い部分はこれから何度も風雨にさらされながら、土に還っていきます。



秋生まれのチョウ

雨上がり、花壇の下の茂みの中に何かがいます。
しゃがんで見ると、チョウでした!

雨の中で羽化したようで、触角や脚や羽に水滴が付いています。

体の向こうに見える茶色いものは、いままで身にまとっていた蛹時代のぬけ殻です。

もう少し早くここに来ていたら、羽化の様子が見られたのに・・・

チョウは翅は水をはじくので、びしょ濡れになって死んでしまうようなことはありません。
ときたま、雨の止んだあとに、このような羽化したての姿を見つけることがあります。



あたりを見回すと、なんともう一頭、羽化していて、草にしがみついていました。

もう少し待っていると翅を開くでしょう。

やがて開いた翅を見てびっくり。
雄と雌ではありませんか!!

こんなこともあるのですね。
(向かって左が雌です)

擦り切れていない、まっさらのきれいな翅です。


こうして、静かに季節は行き交っています。
涼しい風が吹き渡る日も、遠くないのでしょうね。


< 新涼や 生まれる命 逝く命 >




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