そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

あんな雲・こんな雲

2007年09月10日 | きれいな空と雲
<犬雲>

これは私が勝手に付けた名前です
入道雲があまり発達しなうちに、風に流されて横に広がってしまったのでしょう。

右側にシッポがあって、走っているイヌのように見えたのですが・・・ちょっと無理でしょうか?



鉄床雲(かなとこぐも)


これは、雲の本にも出ている本当の名前です。

入道雲がどんどん上に伸びて、成層圏界面に達したのでそれ以上伸びられなくなって、横に広がったものです。
地球を取り巻く大気の一番高い所まで伸びた雲。
そこまでの高さは、赤道で18キロ、極では8キロなんだそうです。

てっぺんを見ると「あ、あそこが地球の空気の行き止まりなんっだ!」と、ちょっと感動。

(鉄床とは、鍛冶場で鉄を鍛えるために乗せて打つ、台のことです)

同じ鉄床雲でも、朝顔の花を横から見た形のものは「朝顔雲」と呼ばれるそうです。(『雲の名前』高橋健司著・角川書店)
これなどは、それに近いかしら?

上の写真とほとんど同じ場所に現れているのが、竹の形でお解りになるでしょう?

ここは、入道雲の指定席なのです。




<冷たい空に>

先の方は、さば雲みたいですが、一部分だけなので、特に名前はないと思います。
冷たい空気が入ってきていた日の午後に見ました。

こんな雲は、あっという間に消え去るので、見ていると変化が面白いです。
彩雲になると、さぞきれいだろうとおもうのですが、そううまくはいきません。



<風にあおられて>

これは先日の台風の頃です。

雲のあるところでも、とても強い風が吹いているようで、波が跳ねているようなダイナミックな雲です。
これも、たちまち形を変えて飛び去ります。



<雷さまを乗せて>

雷雲と呼ばれるのは積乱雲だと思いますが、この雲には、いかにも雷さまが乗っかっていそうでしょう?

うわぁ~夕立かなあ・・・と思っているうちに、ゴロゴロ鳴り出しました。
雲は広がって、空が暗くなりましたが、雨は降らずじまいでした。


        

雨をいっぱいにはらんだ 重い雲

氷の粒でできた 冷たい雲

風に吹かれて すぐに形の変わる雲

色んな雲が

今日も空に浮かんでる



悲しい時も

いやな気分の時も

空を見ると 気持ちが休まるね

また がんばってみようかなって

思えるね







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コメント (10)
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