そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

☆もう春支度☆

2010年11月10日 | 9~11月の草木
花が咲いていれば「春だわネエ」と大人気で、あちこちのブログの画面を飾る草花達ですが、今の季節には、なかなか気のとめていただけないのではないでしょうか?
ちょっと見て廻ると、色々と目に付きましたよ

上の写真は、なんだと思われましたか?

「ネジバナ」の若葉です。
酷暑を土の中で耐えて、今はもうこんなに大きくなっています!


これは?  

ご存知の方も多いかも?
たいそう元気の良い葉っぱですね。

そう「彼岸花」ですね。
これから当分のあいだ茂り、春には枯れ始めて花が咲く頃は、葉っぱの姿はどこへやら。
不思議な植物ですネ。


これはお解りでしょう?

そうです、カラスノエンドウです。
もっと大きく育っているものもあります。近くの何かの巻きついて、長い冬を越します。
(手前にちょっと見えているのは「ヤエムグラ」です)


これは?
葉っぱの形に見覚えがありませんか?

もしかして・・・・そうです、オオイヌノフグリですね。

いつのまにか、こんなに大きくなって、あと3か月もすれば日溜りでは花が咲き始めますから、元気なものです。


これもおなじみ、

ホトケノザです。
これから当分は温かい所では「閉鎖花」が付きます。
蕾のままでタネが出来るのです。
この写真でも、てっぺんに小さな赤い蕾のようなものが見えているでしょう?

中には秋に花咲くものもありますが、まれです。

ホトケノザの閉鎖化について、興味のある方は
こちらに詳しいです


最後に、たくさんの蕾を付けて冬を越す「馬酔木」の姿です。

秋の早くから蕾をつけ始めるので、もうすっかり準備が整っているようにも見えます。


まだまだ風が冷たくなり、氷が張って雪が降る季節を迎えるというのに、自分の今しなければいけないことを無心に進めている姿には、元気をもらえますね



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コメント (11)
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