そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

夕陽に染まる尾流雲

2009年12月18日 | 12~2月の空
尾流雲(びりゅううん)
もうご存知と思いますが、上空にある雲のかたまりから、雨や雪が落下して黒っぽいしっぽのように垂れ下がっている状態を、そんな名前で呼びます。
雨や雪は途中で消えてしまっているので、地上までは届いていません。


しばしば見る雲の風景なのですが、夕陽に染まる尾流雲というのは、見れそうで見れないのです。

それを昨日の夕方、初めて見ることができました!

上の写真では、雲の下のほうがモヤモヤとしているので、その部分では雨か雪が降っているのでしょう。
山は雪らしく、短い時間でしたが、私の回りにも風花のような雪が舞い落ちてきました。



もう一枚、上の写真よりもう少し東よりの空です。

沈む寸前の太陽が、雲全体を赤々と照らしています。
これも、雲の下のほうがもやもやしていますね。
雪が落ちて、途中で消えているのですよ、きっと。



やがて、日没。

遠くの空はまだ夕焼けの面影を残しています。

尾流雲は黒くなってしまいました。
だいぶん低い所にあって、もう太陽の光は当たらなくなってしまったのでしょうね。


この写真には、雲に隠れて写りませんでしたが、遠く京都方面の高い山には、初雪がきていました。

これは朝から写したものです。
右側の雲のかたまりのようなのは、ボイラーの湯気(煙?)です。


この日は朝からきれいな、とても面白い雲が現れました。
お見せしたいのですが、長くなるので月曜日にしますね。
お楽しみに♪




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コメント (7)
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