そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

雨の足跡

2007年04月11日 | 水滴・凍露
おなじみのキウリグサです。
3ミリの花の、花びらの一つ一つに輝いている雨の滴。
ここまでになると、まさに芸術作品ですネ。





これはハナニラの青い筋入りの花。
左側から光が当たって、花びらに付いた滴が影絵になっています。

花の前にある別の草の蔓がいかにも邪魔なのですが、これを除けようとすると、どんなにそっとしても必ず花の滴はほとんど落ちるでしょう。

この蔓とて、自然の中の一つの存在なのだからそのままにしておこう、そういう気持ちでした。





ハナカイドウです。
やわらかな花びらが愛らしいです。

去年まではなかったのですが、秋の公園整備で植えられて、ここで初めての花を咲かせています。
植木屋のおじさんの所で一緒にいた仲間は、どこで咲いているのかしらと、遠くに想いを馳せているかのような表情です。





白い馬酔木の花も咲いていました。

葉の緑、花柄の薄い赤、ガクの淡い黄色を含んだ青色・・・それらの色が見事なバランスで目に染みてきます。





そしてサクラ。
太い根元の木肌が濡れて黒くなり、そこに貼り付くようにこぼれていました。
先日の水滴の中の花びらが落ちていた辺りです。


< 散りてなお味わい深き花びらに 趣添える雨の足跡 > 






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コメント (19)
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