そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

行く春を映す水滴

2007年04月09日 | 水滴・凍露
中学で習った、孟浩然の漢詩<春暁>を覚えていらっしゃいますか?

春眠暁を覚えず 
処処啼鳥を聞く
夜来風雨の声 
花落つるを知る多少

という詩です。
出だしの一行、覚えてますでしょう?


夜来の風雨に、この詩を思いだしていました。
そして、昨日の朝はそれが止んでいたので“花落つるを知る多少”と思い、出てみました。

ああ、やっぱりかなり散っています。
伸びた芝生に、おびただしい花びらが散り敷いて目を奪われました。

そんな様子を映す水滴です。
とても小さかったので、画面の粗さには目をつぶり、トリミングしてみました。


<水滴の中に入りて花びらを 両手にいっぱい集めてみたい>



この水滴の草は背が低かったので、すぐ下に落ちていた大き目の花びらが写っています。


<このままで ずっと落ちずにいてほしい 机の上に飾りたいから>




これはハナカイドウの蕾です。
他の枝の蕾が写りこんでいました。
  

<水滴の中で蕾の開くとき 見たい気がする きれいだろうな>



これも同じハナカイドウですが場所が違うので、団地の建物と、その前の何本かの木が映っています。
なんとなく不思議な雰囲気です。


<団地には 団地の風景映し込む水滴のあり また楽しからずや>


映り込みが楽しい写真はこれくらいでした。
あとは花に付いた水滴ですが、長くなるのでまた明後日にでも。

いつも見てくださってありがとうございます



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コメント (20)
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