そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

人の心の多様さ

2006年06月01日 | ポエム&好きな言葉
シロツメクサの葉に宿った水滴に、朝の光が当たって光っています。
七色の太陽光線ですが、照らす角度によって無限の組み合わせで、虹模様を見せてくれそうです。

人の心はどうでしょうか?

幼い頃に、母がこんなことを教えてくれました。

仏教の考え方では、人の心の中には十界が有るとされています。
曰く、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上・・・・この上は仏様の世界で、一番上が仏界です。

なんと自分の中に、地獄の鬼のような気持ちも、天上の仏の心も共に備わっているのだそうです。

これらが全部自分の心にあって、その時々で表面に現れるのだとか。
すごい悪人も、善人も、どちらの要素も自分の中にはあるというのです。
だから、人は根本的には皆平等なのだと。

そう言われてみれば、極端なこと、難しいことはさておき、自分の中にも優しい部分や意地悪な部分や、妬みや、ずるさや、その他多くの感情があることに気づきます。

いろいろなものが組み合わさって今の自分が出来ている。
できるなら、きれいな色に見えるように組み合わせて生きたいものです。

それはさておき、空を見上げ、心地よい風を感じ、花に目を向け・・・・・そういったことに幸せを感じていられる感覚を育ててくれた両親は、うるさかったけれども良い人たちだったと、今は思います。



<空からも 花からも 幸せのタネをもらいけり>
今日はあえて字余りです。



にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ身近な自然からの便り

こんなテーマのブログ記事が集まっています。クリックしてみてください。

☆参加者のブログを訪問できます。日々更新です。
☆もしよかったら、あなたもTBやリンクしてご参加ください!



コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする