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そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

最近見かけたもの

2006年08月18日 | 6~8月の草木
細い道を歩いている時に、視野の中に何だか奇妙なものが見えました。
不思議な花が咲いている!!と近寄ってみると、こんなものでした。

どう見てもツユクサですよね?
花が咲く部分に鳥の羽みたいなものが挟まっているだけ・・・

な~~んだと思ったけれど、そっと開いてみました。
すると、はさまっているだけと見えた羽根のようなものは、しっかりとくっついていて、中は空っぽ。花の後もタネも、な~んにも入っていないのです。

そんなことは絶対無いけれど、羽根みたいな花が咲いているとしか思えない状況でした。
最近見たものの中の、不思議ナンバーワンです!



こちらは不思議でも何でもありませんけれど・・・

コガネムシがアレチヌスビトハギの葉を食べているところです。

それをお腹の側から写してみました。マウスオンでどうぞ。

前足(?)では葉っぱをしっかとつかみ、後ろ足は、必死に茎にしがみついているのが可愛いでしょう?


これな~んだ?

ピカピカ光る大きな実がぶら下がっているので近づいてみました。
重そうですねぇ。

椿の実かな? ブッブー・・・  山茶花の実なんです。
今頃はこんな色で、秋には茶色くなって、椿と同じように三つに分かれて弾けます。


最後は不思議ナンバー2と思いました。
何だかお解りでしょうか?

夏には白い花が重そうに咲いていました。

そうです、カシワバアジサイなんです。

他の所のは、ほとんど茶色くなってしまっているのに、ここだけはこんなきれいな色をしていたのです。

ここにカシワバアジサイが咲いていたことを覚えていたので、すぐに解りましたが一瞬何の花かと思いました。


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水辺の風景

2006年08月17日 | 6~8月の草木
バッタの赤ちゃんが、葉っぱの陰から「コンニチハ!」 水辺にはたくさんのバッタが暮らしています。

いつも背中の側からしか写せなくて、いつかこの姿を、と願っていたのでとてもうれしかったのですが、あまりに小さかったので、ちょっとピンぼけで残念、、、、

でもうれしかったです!


これは池に写るコガマの影です。
コガマの実際の姿は、マウスオンでご覧下さい。



ここから後は、絶滅危惧種ばかりです。

まずはミズアオイの花。

葉の形が葵に似ているのが名前の由来とか。

全体の姿はこんな感じです。


薄紫の花は、優しく涼しげです。
沼地や田んぼに生えていたそうですが、沼などというものが姿を消してしまって、
住むところがなくなったのでしょうか。


これは標本を撮影したもので、トンガリササノハガイという名前です。

大阪府の淀川水系にも住んでいたのに、。川の状態の変化や、水質の悪化で数を減らしました。

きれいなものがなくなっていくなあと思います。


最後はニッポンバラタナゴです。
水槽の中なので、写真が下手ですみません。虹色だけお楽しみいただけたらと思います。

大きさは5センチほどのコイの仲間です。

中国などからやってきたタイリクバラタナゴに対して、日本固有の種類なので、「ニッポン」、そして産卵期にオスの体色がとてもきれいなバラ色になるので「バラ」と名づけられています。


撮影はいずれも大阪府食とみどりの総合技術センター・水生生物センターにて。
このサイトでは、もっとたくさんの、貴重な水辺の生き物と植物の写真が見られます。
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秋の気配

2006年08月15日 | 6~8月の草木
8月の半ばとなりました。威勢よく咲いていたヒマワリも、後姿に秋の気配が感じられます。

秋は・・・・・
空の ずっと向こうの 高いところから
風に乗って
忍びよってくるのだそうです


そんな、夏と秋の狭間の季節の植物たちです。

これは、今年も咲いたクサギの花です。

葉を揉むと、臭い匂いがするのでこの名前が付きました。
でも、花は可憐で、ユリのような甘い香りがします。

背の高い大きな木なので、目に付きやすいです。
今の季節に、白っぽい花をたくさんつけている木があったら、近づいてみてください。

秋には星型の、こんな可愛い実がなります。

花の少し下に見えているピンク色の部分の中に実ができて、開くのです。


これはビナンカズラ(サネカズラとも言います)ちょっと写真が小さいですが、

花びらが分厚くて、不思議な感じがします。

これが秋になると、こうなります。


昔、オシャレな男性たちが、この実をすりつぶして整髪料にしていたのが、名前の由来だそうです。

和菓子のようで、美味しそうな感じがしませんか?

こちらは刈り取られてしまって、今年は姿がありませんでした。去年の、貴重な(!)写真です。


そして花ではないけれど、アキノエノコログサが風に揺れています。
カメムシの仲間が、いつもやって来ます。


やがてこの穂の色が変わり始める頃
空から秋が降りてくるのです・・・・・



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カラスウリとキカラスウリの違い

2006年08月14日 | 6~8月の草木
秋になれば、カラスウリは赤い実をつけ、キカラスウリは名前どおりに黄色い実がなるとは、知っていましたが・・・
でも、それ以外のことはあまり関心を持っていませんでした。

上の写真は、カラスウリです。
毎年赤い実がなるので、間違いありません。
これは夜の咲きはじめなので、花の回りの糸のようなのがすっきりと伸びて、とても華やかです。


さて先日のことです。
そこにカラスウリが生えているとは知らなかった場所で、しぼんだ花を発見しました。
おや、ここにもあったんだ、という感じです。

そこへ朝早く行く機会がありました。
まだ何とか開いていたので、喜んで写してきました。

少し様子が違いますが、早朝のしぼみ始める直前なので、こんな形なのかもしれません。
一度夜に見に行って来たいと思っています。

さて、この写真を眺めているうちに、あれ? と思いました。
花びら部分の様子が今まで見てきたカラスウリとは違うことに気が付いたのです。

下の写真の方が、先の方に向かって広くなっているでしょう?

図鑑を開いてみました。
この2種は、花冠(一つの花を構成する花弁をまとめた呼び名)の部分で見分けられ、キカラスウリは広いと書いてあるではありませんか!

それから、葉でも区別が出来ることを知りました。

カラスウリの葉は、短い毛が生えていて触るとザラザラしています。
キカラスウリは毛がなくて、やや薄い感じだそうで、確認してきたらその通りでした!


同じ仲間とはいえ違う種類なのですから、区別が出来るのは当たり前なのですが、実を見なくても区別が出来るようになって、何だかとてもうれしい気持ちでした。


☆     ☆     ☆

さてさて、ただ今21時30分。見てきました!
こんなでした。

やはり、花びらの感じが全然違っています。初めて見るキカラスウリの花でした。




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誰もいない公園で

2006年08月05日 | 6~8月の草木
今日もひどい暑さです。なんと38度!! もう限界ですね~~

さすがに公園にも人影がありません。
それでも木陰にいると、直射日光が当たらないぶんだけましでした。

ラクウショウの涼しげな葉につかまって、セミが羽化したようです。
うまく飛び立って行った様子で、回りに姿はありませんでした。
よかった、よかった。


滑り台の近くには、子供の忘れ物。
きっと中はからっぽなんでしょうね。放って置かれて、ちょっと寂しげです。

夕方になったら、お母さんに叱られて探しに来るかしら?



滑り台の後ろの方に見えている茂みの中には、たくさんのクモが住んでいます。
その網の一つに光が射して、虹色に光っていました。

たくさんの方がとてもきれいに写されていますが、私の回りには条件の良い網がないので(これは、きれいな写真が写せていないことの言い訳?)やっと見つけた虹色です。
茂みの中に手を入れて、網の下側から写せたのは、超コンパクトのカメラのお陰でした。

でも・・・何かに刺されて、痒いこと
二つ良い事はないものですね(笑)



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今日は旧暦の七夕

2006年07月31日 | 6~8月の草木
私は旧暦に関心があるので、月の満ち欠けの様子と旧暦の日付が入ったカレンダーを持っています。

それを見ていると、今日は旧暦の七夕のようです。
子供の頃、7月7日ごろは梅雨の真っ最中で雨が多いので、七夕さまは旧暦でと言う母の言葉で、毎年旧暦で笹飾りを作っていました。

でも、今年は今夜も晴れではなさそうな予感が・・・・

さらに、今年の旧暦は文月(7月)が閏です。つまり2度有るのです。
さすがに2度目の7月7日(新暦では8月30日)のところに「七夕」とは書いていませんが、合計すると3度も7月7日があることになりますね。
ちょっと乱暴な表現ですけれど。

織姫、彦星も大喜びではないでしょうか?


降水雲&木漏れ日

2006年07月29日 | 6~8月の草木
昼過ぎから、北側の空に姿を見せていた灰色の雲にたっぷりと含まれていた雨粒が、やがて重みに耐えかねて山々に降りそそぎ始めました。

この写真の場合は、黒く見える雨の筋が山並みまで届いているので「降水雲」と呼びます。
黒い筋が途中までで消えていたら「尾流雲(びりゅううん)」です。

やがて雷の音もし始めて、この雲が私の上までやってきました。
しばしの夕立です。
風が涼しくてよい気持ち♪


でも、雨が止むと、また蒸し暑くなって、こんな空が広がリ始めました。




ふたたび夏の陽を浴びて、影が鮮やかなプラタナスの葉です。




ところで、これは何~んだ?


答えは「木漏れ日(こもれび)」です。
何重にも枝や葉が重なっている所を通り抜けた光は、こんなに丸くなって落ちてきます。(『風と光と雲の言葉』・高橋健司著・講談社カルチャーブックスより)
風が吹くと形が変わり、木の葉の種類によっても微妙に変わるとか・・・

この本は、10年も前の本ですが、今でも買えます。
こんな本です。

自然大好きのあなたに、おすすめの一冊です
あ、もしかしたらもうお持ちかもしれないですネ?

          

ツユクサの仲間たち

2006年07月11日 | 6~8月の草木
梅雨から夏にかけて、色々なツユクサの仲間たちが咲き競います。まあ、ご覧下さい。みな外国からやって来たものらしいです。

最初はムラサキツユクサです。
北米から来ました。
濃い紫の花が印象的でしょう?


よく似ていますが、少し花の色が薄いのもあります。
オオムラサキツユクサです。 北米からやってきました。



上の2種類は栽培されて、花壇でも見かけます。
でも、こちらはほとんど雑草で、しかもめったに見ることが出来ません。
私もたった一度、この一輪を見ただけです。
ちょっと花が傷んでいるのが残念でした。
イボクサです。



ちょっと似ていて、葉っぱまで紫がかった色のこんな種類もあります。

本名は「セトクレアセアパリダ“プルプレア”」愛称を「紫御殿」と言うそうです。
アメリカからメキシコ原産です。
なにしろ外国の方なので、お名前が難しいです~~


さて、このトキワツユクサはお馴染みですね?
南アメリカ原産です。
ノハタカラクサとも呼ぶようです。

これの仲間には園芸店でよく見かける、ブライダルベールやムラサキオモトというのがあります。


トキワツユクサを写しにいった時に、こんな斑入りの葉を付けたのが一株あるのに気がつきました。

はて、どんな花が咲くのかと気になったのですが、このあとすぐに刈り取られてしまったので見ることが出来ませんでした。

ところが、です。
違う場所で見つけたのです!


でもとても暗い場所で、白い花なのでフラッシュを炊くと白飛びするでしょうし、とても写真に写せるとは思えません。
やむなく一枝折ってきました。


トキワツユクサにそっくりですが、花がいちだんと小さいのです。
「トキワツユクサ 斑入り」で検索したら見つかりました。
園芸種のようです。

名前がすごく長いのでびっくり!
「トラディスカンティア・フルミネンシス“ウァリエガタ”」
「斑入りトキワツユクサ」でもいいようです。



そろそろ疲れましたね~~ここまでお付き合いくださった方、どうもありがとうございました。

最後に普通のツユクサで締めくくらせていただきますね。


お疲れさまでした

またネジバナのお話

2006年07月09日 | 6~8月の草木
真っ直ぐなネジバナ普通のネジバナは名前の通りに捩れて花を付けています。
でも、たまには、このようにヘソ曲がりのもいて、真っ直ぐに咲いているのを見かけます。

真っ直ぐを「ヘソ曲がり」という表現もヘンかも知れませんが?

よく見ていると20本に一本くらいの割合で、「真っ直ぐっぽい」のは見かけますが、ここまで真っ直ぐのは、わりに珍しいと思います。

なにか昆虫がいるのですが、名前をご存知の方がいらっしゃったら教えてくださいね。



これは良く似た画像を先日もUPしましたが、捩れ方が左右の花が、仲良く並んでいる様子です。

去年初めて見つけて、今年も見かけたので、よく見られる風景なのかもしれません。

草むらに咲いていても、パッと目に入ってきます。
可愛らしいですね。
左右に捩れて
穴から覗けば

小さな穴がいくつか開いている枯れ葉が落ちていたので、その穴から覗いてみた風景です。
どうってことないですが、なんだか、おとぎの世界を覗いているような気分になりませんか?




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身近な話題

2006年07月07日 | 6~8月の草木
雨の日に、ぶらぶら歩きをしていてふと見上げると、木の枝にたくさん水滴が付いて、なかなか良い眺めでした。

うまい具合に少しの間やんだので、写してみました。
ちょっとだけ望遠で引き寄せています。
手持ちなのでブレが心配でしたが、3枚のうちの一枚だけ、何とか写っていました。


これは、表通りのフェンスで見かけた風景。
小さな穴から芽を出したのはよいけれど、そのまま大きくなってしまって、ちょっと気の毒な枝です。

そのうちに切られてしまう運命でしょうが、今さら元に戻してやることも出来ません。
「がんばってね」と声をかけたくなりました。


ここにも、がんばっている植物が・・・

駐車禁止のポールを立てる予定だったのが、都合で中止になりました。
コンクリートの台の真ん中には、ポールを立てるための穴があいたままです。

そこにタネが飛んできたのか、カタバミの仲間が元気よく茂ってきました。
なんとなく可愛い感じです♪


同じ身近な話題でも、門間敬行さんのサイトの北海道の森の中の話題は、一味もふた味も違います!
エゾライチョウのヒナが木の枝を歩く姿や、エゾシカのつぶらな瞳と、気温17度の温度計に暑さを忘れました。
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