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そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

トキワツユクサ群れて咲く

2016年06月09日 | 富田林に来て初めて見たもの
アカツメクサの写真を撮りに、ちょっとした茂みの中へ入っていくと、見事なトキワツユクサの群れがありました。
びっくり! 

多年草ですから、人が来ないのを良いことに、こんなに増えたのですね。

ハカタカラクサと同じものだと書かれていたり、いや違うものだという説もあり、入り乱れています。

二、三株がひっそりと咲いていると、いいなあ~と思いますが、こんなに茂っていると圧倒されちゃいました。

南アメリカ原産で、「要注意の外来生物」の指定を出ているそうです。
さもありなんという茂りっぷり!


でもまあ、好きな花なので、近くへ寄って写しましょう。
と、そばへやって来ました。


差し込む木漏れ日に楽しそうです。


オシベとメシベの様子です。

一番手前のメシベは、縫いぐるみのクマちゃんのお顔みたいですね?


これは雨の日の姿。

今頃の季節に咲く花は、やっぱり雨が似合います。






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遠くの山が白くて

2016年02月17日 | 富田林に来て初めて見たもの
昨日は寒の戻りで風がひどく冷たかったのですが、よんどころない用事が出来て、耳まですっぽり入る毛糸の帽子をかぶって出かけました。

晴れているのに時々風花が舞って「あ、白狐のお嫁入り!」と思って見ていました。
日照雨を「狐の嫁入り」というでしょう、あれの雪バージョンです。

用事をすませての帰り道、大阪では一番高い金剛山という山が、ちょっとだけ見える所を通りました。
するとまあ、てっぺんの辺りが上の写真のように、真っ白です

さっそく写真を写していると、通りかかったおじさんが「ありゃ、きれいやねぇ・・・こんなん初めて見たわ・・・寒いはずやね」とうれしそうに声をかけてくれました。
「はい、きれいですよね~」と私。
なんだか、気持ちがほんわかとした一瞬でした

以前のこの沿線に住んでいた時にもいつも見ていた山で、ひと冬に何度かはてっぺん付近が白くなっていましたが、遠くにしか見えなかったので、こんな感じで見たのは、私も初めてです。

それにしても風の冷たいことといったら、早く帰ってコーヒーでも飲みましょう。
ご一緒にいかがですか?




身近なマンホール・その1

2016年01月13日 | 富田林に来て初めて見たもの
所変れば何とやら・・・といいますが、引っ越してきてそれを実感したのがマンホールでした。

もちろん、ごく普通のもたくさんあるのですが、それでもここにご紹介するようなのが、しばしば見られます。

上の写真はわりに珍しいですが、こんなのもあります。


よく似たタイプですが、

この二つは、しばしば見かけます。


そしてこれは

バス通りにあるごく普通のマンホールです。

山を削ったりして建てられている団地ですが、池などもあった地域で、地盤が沈下し易いのでしょうか?
なんとなく心配です・・・




街は師走気分♪

2015年11月30日 | 富田林に来て初めて見たもの
まだ11月ですが、一足速く、毎日のように行くスーパーの周辺がイルミネーションで飾り付けられました。
私は初めての師走を迎えますが、毎年の催しのようです。

紅葉がほとんど散り果てて、寂しくなった街でしたが、夜は華やかになりました。
日が短いので、暮れかけた頃に出かけると、ちょっと楽しい気分です。


イルミやライトアップは小鳥たちなど生き物の事を考えると、あまり歓迎できないのですが、
やっぱりちょっと年末気分で楽しいかなとも思いました。
勝手なものです、、、


もう一枚、スーパーの正面の飾り付けを。

以前はこんな飾り付けをすると、ジングルベルの音楽がやかましいほどに流れて、福引の抽選があるのでとにかく賑やかでしたが、そんなことはなくて、いたって静かなのが、かえって感じが良いです。



置かれた場所で・・・

2015年11月16日 | 富田林に来て初めて見たもの
『置かれた場所で咲きなさい』(渡辺和子著 幻冬社)という本がよく読まれているようです。
読後感は賛否両論、かなり多様です。

それはさておき・・・
雑草たちは、まさしく「置かれたところ」で生きていくしかありません。
枯れるものあり、何とか生き延びるものあり。

私の住んでいるところの近くに、石垣を積んでその上に建物を建てているところがあります。
その石垣の、石と石の間に育っているものを、見てあるきました。

上の写真は
トウカエデでしょうか、真っ直ぐ伸びられないので、横に伸びていました。

これもトウカエデ。

まだ赤くなりかけですが、落ち葉に守られてすくすくと育っています。
生まれて初めての秋なのでしょうか?


これはヨモギのようです。

地味ながら、いい色でした。


これは何でしょう?
カエデの仲間には違いないですが・・・

☆コメント欄に、かぜくささんが教えて下さいました。モミジバフウという名前の木だそうです。
近くに生えていないので、かなり離れた所からタネが飛んできたのでしょうね。楽しいです♪


イヌビワですね。

イヌビワの実は、小さなイチジクのようで食べられますが、虫が入っていることも多いので、要注意!


これはナンキンハゼです。

大きくなってきれいに色づく樹ですが、こんな条件の悪い所でもビックリするような鮮やかな色でした。



最後に、これは普通に植えられている公園のプラタナス(? もしかしてポプラ)なのですが、
申し合わせたように、てっぺんの葉っぱだけ、まだ青々としていました。

以前に、みな散ってしまって、てっぺんの葉だけが並んで風に吹かれている姿を見たことがあります。
そのような散り方をする樹なのでしょうか?


☆この樹はヤマナラシというのだそうです。
コメントで、小坊主さんが教えて下さいました。

ポプラの仲間なので葉柄が長くて、風に吹かれるとさわさわと鳴るので、こんな名前がついたようです。
ここに住んで、初めて知ったものの一つです!!


長くなりました。
最後までごらんくださって、ありがとうございます

恒例の「お茶をどうぞ~」





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明治池公園にて

2015年10月28日 | 富田林に来て初めて見たもの
前に住んでいた枚方市には「山田池公園」と言うステキな公園がありました。
ここに越してきて、地図を見ていると「明治池公園」というのが目に留まりました。

名前のいわれについて書いているサイトが見つからないけれど、まあいいか~ということで行ってきました。

駐車場がないせいか平日だからか、人影もなく釣り人が数人居るくらいで、とても静かです。

バスを降りて始めに目に入ったのは、上の写真の風景です。
大きなユリノキが紅葉を始めていました。

メタセコイヤもあります。

もう少しして黄葉が降り積もると、北国のカラマツの落葉のすばらしさには及びませんが、きっと目を楽しませてくれることでしょう。

池の水草も色づいて



そして、思いがけずこんな木が・・・

ご存知でしょうか?

そうです、スダジイです!
ドングリは煎って食べられます。もちろん拾ってきましたよ♪

大きさは1,5センチくらいです。

その木の下を歩いていた猫さん。

ちょっと珍しい模様ですね? ノラちゃんにしては、毛並みがとてもきれいでした。

池のほとりでは、トンボが日向ぼっこしてました。



そしてはらりと舞い落ちてきた一枚の葉っぱ。
逆光だったので、影がいい感じでした。





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アメリカタカサブロウ み~つけた!

2015年10月23日 | 富田林に来て初めて見たもの
この写真の花を見て「あ、タカサブロウ!」と思った人は、かなりの雑草ファンです。

めったに見かけなくなった植物の一つだと思います。
ミニミニヒマワリみたいな花、と表現する人もいますが、とにかく地味で小さいんです。

名前の通りに外来種ですが、見たところは、これにそっくりな在来種があります。
「モトタカサブロウ」といいます。
ほとんどそっくりです。

しいて言えば、葉っぱの形が、アメリカさんは付け根が急に細くなっているくらいとか。


そして、間違いなく見分けるには「タネの形を見るしかない」と書かれています。(『雑草や野草がよ~わかる本』<岩槻秀明・秀和システム>)

今回は、写真にも写っているように、枯れた実がありましたので、うまくタネを手に入れることが出来ました!
しかしまあ、メチャ小さい!!

コレでは何がなんだか・・・

拡大します。

モトタカサブロウのタネとどこで見分けるかと言うと
モトはタネの周りに透明な翼があって、タネが大きく見えるのだそうです。
この写真のタネは、何にも着いていませんから、間違いなくアメリカさんですね。

ああ、それと、モトさんは田んぼのようなやや湿り気のある場所に、アメリカさんは野原のような乾燥したところにも生えます。

これを見つけたときも、例の園芸店の藪のような所の端っこに、ひっそりと生えていました。
この店のオーナーさんは、きっとご存知なくて、踏んづけて歩いておられることでしょう




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ソテツの雌花と赤い実と

2015年10月13日 | 富田林に来て初めて見たもの
少し前初めて見て驚いたソテツの雄花の事を記事に書きました。
ご覧になってない方は
こちらでどうぞ

その時に知ったのですが、ソテツは雄花と雌花が別々の木に咲くのだそうです。
そして、雌花は木のてっぺん咲くので、なかなか見られないということでした。

たまたまですが、近くの大きな園芸センターにソテツがあり、場所の関係で下からでもてっぺんが見えるのです。
それが、最初の写真です。

調べてみるとこれは雌花に間違いないので、赤い実(タネ?)が出来ているかどうか、気になって見に行ってみました

すると、ありました!!

ちょこっと見えてるのです。やった~~

別の場所で、手の届くところに赤い実があったので、どうしても欲しくて、もぎとろうとしたんですが、何だかとても痛いトゲがあって、驚きました。

気をつけながらやっと2個ゲットしました。
さすがにでっかいです。


昔、戦争の後の食糧難の時代には、毒を取り除いてから食用にしていたと聞きます。
けっこう大きな雌花の中には、ビックリするほどたくさんの実が入っているようなので、見つけた人は、さぞうれしかったでしょうね。

というわけで、ここに住むようになって初めて見た物が、またひとつ増えました!!




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キバラヘリカメムシを発見!!

2015年10月04日 | 富田林に来て初めて見たもの
今のところパソコンのご機嫌がいいので、記事を投稿します。


我が家からスーパーへの途中に、ちょっとした植え込みがあります。
いつも、何かいるかもとワクワクしながら見てましたら、先日上の写真のようなカメムシを発見。特に珍しくはなさそうですが、私は初めて見ました。

周りには、子供たちがいっぱいいました。
大きくしてみると、体の特徴がよくわかります。5齢幼虫です。



自宅に戻り、さっそく開いた「カメムシ図鑑」
なんと、偶然にこのカメムシのページが開いてくれました。
とてもうれしかったです!!

それによれば、キバラヘリカメムシと言うらしいです。

ニシキギやツルウメモドキ、マユミにやって来るようで、本州以南に暮らしているそうです。
近くで紅葉しているのは、ニシキギの葉っぱです。


キバラと言うからには、お腹が黄色いに違いないので、明日は証拠写真を撮りにいきましょう。

行ってみると、なんとなんと、こんな情景が・・

なんてことでしょう。
ほとんどみんな脱皮したのですね!
ちょっとがっかり・・・

でも注意深く見てみると、脱皮中の固体も。


脱皮したてはこんな色です。


ちょっと時間が経つと


そうそう、私はお腹の色を見に来たのでした。
思い出して眺めてみると、やはり黄色でした。


肩に、鋭いトゲのあるのと、まったく無いのと両方の固体がいるのだそうです。
私が見たのは

トゲが痛そうですね。


最後にお食事中の姿と


抜け殻です。



長くなりました。最後まで見てくださった方、ありがとうございました。




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初めて出会った昆虫など

2015年09月26日 | 富田林に来て初めて見たもの
引越しをしてきてから、初めて出会ったムシたちを時々UPしていますがまた新しく出会ったものをご紹介します。後ろの方にクモが登場しますので、苦手な方は今日はパスなさってくださいね!

上の写真は、クロオビツツハムシと言うのだそうです。
クロオビというよりアカオビのほうがぴったりすると思うのですが、いかがでしょう?

食草はススキとありました。ナツフジやアカシデにも来るようです。
北海道にはいないみたいです。


これは、ツマグロキンバエ。

ハエというけれど、もっぱら花粉を好むのが不思議です。

複眼がメチャきれいです。



脚の長いクモがいました。

オオシロカネグモというそうで、これも北海道にはいないようです。
「オオ」と言うわりにはかなり小さくて、私が見たのは1センチもありませんでした。

糸も細くて見えないので、写真を見てから網を張っていることに気がつきました。

秋も深まって来ましたので、そろそろムシたちとの出会いもお休みに入るのでしょうね。



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