もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

サンタへのお願いは・・・

2009年12月05日 | 家庭菜園
 母親の買い物に1日付き合わされるのは、男の子にとってはあまり嬉しいことではない。
 いやいや、私だって女房殿の買い物のお供だけは勘弁願いたいと思っているが断る勇気がない。 

 まだ小学校の3年生ながら、横浜にすむ孫のうち3年生の男の子がママの買い物に付き合うのを断って、おじいちゃんの畑の方がいい・・・といって我が家にやって来た。

 女房と孫娘は娘の買い物に付き合い、女組は横浜で買い物。
 男組は、私と同じ団地に住む息子の方の4歳になる孫も呼んで野良遊びとなり、どちらの孫にも初体験になる長芋掘りをさせることにした。
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 1本掘り上げるのに30分はかかる芋掘りに飽きもせず、というより、掘っても掘っても土の中に続いている芋に興味が湧いて、長い芋が折れないように遺跡の発掘調査のように慎重に掘り進めて、それぞれ2本ずつ計4本の長芋を掘りあげた。

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 長芋の次ぎにゴボウ、大根、ホウレン草、ミニチンゲンサイも収穫して野良遊びを堪能した後は、今掘って来た長芋でお好み焼きのおやつを作る。

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 うどん粉に摺りおろした長芋を入れるのではなく、100%長芋がベースの高級お好み焼きである。

 本当は同じ山芋でも、よりねばりの強いイチョウ芋、つくね芋の方がいいのだが、今年はあいにく長芋しか栽培していない。

 摺りおろした山芋に<つゆの素>を少し入れて味付けをする。
 トッピングは広島風でも関西風でもなく、こだわりを捨てて、あるものを何でものせる。
 男の料理は出たとこ勝負の何でもアリ。

 ホットプレートで待つことしばし・・・。

「ソースをかける?」
「ンン~ン、このままがいい」
 つゆの素であらかじめベースに味付けをしておいたこともあって、フワトロでおいしい!と孫はソースもつけないで大きなお好み焼きを平らげた。

 夕方になって、ママから買い物が終わったと連絡が入り、男組と女組が合流して夕食のとき、野良遊びの孫は今日一日の事柄をママに報告し、最後に付け加えた言葉に笑ってしまった。
「今度のクリスマスにはサンタクロースに長芋のプレゼントをお願いしようと思うんだ」
 長芋のお好み焼きはそれほど気に入ってくれたらしい。

 きっとクリスマスにはおもちゃの他にお好み焼きパーティーが出来るほどの長芋をサンタは持って来てくれるだろう。