「朝早くからごめんね・・・」
今朝雨が降り出す前にと早朝から野良に出てトマトをもいでいると携帯の電話が鳴って、高校時代のクラスメートの訃報だった・・・。
親が亡くなったときより、同じ時代背景の中を一緒に生きてきた仲間が逝ってしまうことの方が何か取り残されていくようで寂しく、かつ悲しい。
高校の同級生、東京に出てきてデッサン、クロッキーをしていた同門のイラストレーター仲間、一緒に仕事をしてきた編集者、執筆者仲間・・・などなどいろいろな友を見送ってきた。
突然に話は変るが、先日、二人の女性と久々に昼食をしましょうということで代々木駅で待ち合わせることになった。
二人は元婦人生活の編集者Aさん、元月刊ベターホームの編集者だったWさんで、40年前に共に私が原稿を書いていたページの担当編集者だった。
待ち合わせの場所はJR代々木駅の改札だったが、この駅は私が東京に出てきたばかりの頃、師匠の原雅夫先生のアトリエがあり、毎日この駅で電車に乗り降りしていた。
改札を出た外の景色は当時とは一変していたが、代々木駅のプラットホームは相変わらず小汚くて狭く、妙な懐かしさが50年前のまま残っていた。*エンパイアステートビル風の建物は代々木駅ではなく、駅の向こうにあるNTTドコモである。
*前菜の写真は撮ったが、話が佳境に入るとメインディッシュの写真を撮るのを忘れていた。
40年前のバリバリの現役時代からそれぞれの近況を話までになると、たちまち数時間が経ってしまったが、話題の最後はこれまでに築いてきた友人関係の中で、すべての友に先に逝かれて、自分だけが最後に残ってしまうとあまりにも寂しいであろうから、何人かの友を残して自分が先に逝きたいものだという話をしてきたばかりだった。
この二人の友人は私より10年近くは若いはずだから、先に逝くことはあるまい。
今回のブログは妙に湿っぽくなってしまったが、ま 梅雨どきですから・・・
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