子育てのころ、我家の子どもたちが通っていた世田谷の小学校の校庭は狭くて、50m.走のコースも直線ではとれず、カーブを描いたコースだった。
しかし、孫(3年生)が通う神奈川県海老名市の小学校は100m.走でも直線コースで走ることが出来るほど校庭が広い。
それどころか校庭の端にはブルーシートが敷かれて家族の観戦席が出来ている。
東京の小学校では、保護者の腰を下ろせるスペースなどはなく、よその親と親の間からわが子の徒競走を見たものだった。
第一、東京にいた頃はブルーシートなど個人の家で持つものではなく、会社や団体だ持っているものだと思っていたのに・・・・。
さらにさらに、ビニールシートの外側はテント村になっている。
時代が変っただけではなく、根本的に校庭の広さが違うのだ。
私が壇ノ浦の戦いのあと・・・そうではなくて、太平洋戦争のあとの焼け跡がまだ残っていた名古屋の小中学校の校庭も広くて、運動会の日はやはり校庭にムシロを敷いて家族で弁当を食べたと記憶している。
ムシロはブルーシートやテントに変わったが、私たちのように街から転居してきた家族は別だが、代々この町に暮らす家族の中には昔のままにお婆ちゃんが重箱詰のお弁当を持ってくる家もある。
ちなみに今では我家にもブルーシートは数枚ある。
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